腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



あせって部屋に入って人の気配がする部屋に行く。

東条さんと涼風さんには後で怒られよう...。


リビングのソファーには、乱暴に置かれたシャツやらインスタント食品やらスマホやら充電器やらで散乱している。



「リビング...?誰もいな___」

「と、東条さん!」



そ、ソファーで寝て...?


ソファーでうつ伏せになって寝てる東条さん。


...ていうか、その体勢じゃ、上手く息吸えないんじゃ...。


「ちょっと失礼します、東条さん...!」


彼を抱き上げ、息がしやすい体勢に変える。
か、かる...!?

女子として何かを失ったような...。


しかも、こんなカッコいい人を抱き上げているなんて罪悪感が...。


って、そんなこと考えている場合じゃない...!


額に置いてあるほぼ乾いて落ちそうなタオルを変える。