腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



あの様子なら、もう俺とは関わらないと思い、放っておいた。

涼風に話したってあいつは誤魔化すだけだ。

面倒くさい。



なのに、なぜ今日もあいつは俺に着いてくる。

昨日あんなに言ったじゃないか。

なぜだ?


罵倒されるのが趣味なのか?


そんなことを考えて気にしていると、一瞬だけ目が合う。

なぜかすぐ逸らしたくなった。