「おい。俺がお前を信じなかったことは、これまでにないだろう。あまりにも予想外の光景に、聞いただけだ」
私が胸に右手を当てて自信を持って答えれば、ウィリアムははあっと大きくため息をついた。
……あらっ?
ウィリアムの言葉を聞いて、なんだか、胸がきゅんとした。これは、胸が痛い時とは、全く違う感覚だわ。
胸が痛いのはおそらく先天性の心疾患だけれど、ときめくことは、私にもわかる。
夢中になって『君と見る夕焼け』を読んでいる時にも、私はそんな気分になって、読んでいたものだ。
……しかも、実在するウィリアムに、こうして、ときめかされているだなんて!
我がことながらも、本当に信じられない思いだわ。
入り口をくぐった私たち二人を守るようにして、数人のラザルス伯爵家の護衛騎士は続く。
まずは自分たちが内部へ趣き、この先の安全を確認すると言われたので、私とウィリアムは一番目の広い空間で待つことになった。
思ったよりも、内部は広い。
例えるならば、夜会を開く大広間にでもできそうなくらいに、がらんとした広い空間だった。
私が胸に右手を当てて自信を持って答えれば、ウィリアムははあっと大きくため息をついた。
……あらっ?
ウィリアムの言葉を聞いて、なんだか、胸がきゅんとした。これは、胸が痛い時とは、全く違う感覚だわ。
胸が痛いのはおそらく先天性の心疾患だけれど、ときめくことは、私にもわかる。
夢中になって『君と見る夕焼け』を読んでいる時にも、私はそんな気分になって、読んでいたものだ。
……しかも、実在するウィリアムに、こうして、ときめかされているだなんて!
我がことながらも、本当に信じられない思いだわ。
入り口をくぐった私たち二人を守るようにして、数人のラザルス伯爵家の護衛騎士は続く。
まずは自分たちが内部へ趣き、この先の安全を確認すると言われたので、私とウィリアムは一番目の広い空間で待つことになった。
思ったよりも、内部は広い。
例えるならば、夜会を開く大広間にでもできそうなくらいに、がらんとした広い空間だった。



