ウィリアムは王太子としてのプライドもあったのだろうけれど、自分の気持ちは収めてくれたようだ。
私はほっとして、息をついた。
「ええ。誰かを尊重すれば、私たちも尊重されます。とにかく、何度も通って依頼を受けてくれる条件を聞き出しましょう」
私の言葉を聞いてから、ウィリアムはなんとも言えない表情になった。
「……ああ。そういえば、モニカ。俺はあの……キャンディスというメイドに、少々話があるんだが、仕事終わりに離宮に来るように伝えてくれないか」
「……はい? ああ。キャンディスさんに、そう伝えておきますわね」
唐突にこれまで避けてきたキャンディスに話があると言ったウィリアムに、少々戸惑いつつ私は頷いた。
ウィリアムと話す相手は彼が選ぶ訳なのだから、婚約者だからと私が口を出すことはないし、これからもしない。
あら……なんだか、胸が痛い。
どうしたのかしら。おかしいわ。
慌てて胸を押さえても、心臓がどくどくと高鳴っている。
「なあ。モニカ。この後、王都を歩きたい。駄目か?」
私はほっとして、息をついた。
「ええ。誰かを尊重すれば、私たちも尊重されます。とにかく、何度も通って依頼を受けてくれる条件を聞き出しましょう」
私の言葉を聞いてから、ウィリアムはなんとも言えない表情になった。
「……ああ。そういえば、モニカ。俺はあの……キャンディスというメイドに、少々話があるんだが、仕事終わりに離宮に来るように伝えてくれないか」
「……はい? ああ。キャンディスさんに、そう伝えておきますわね」
唐突にこれまで避けてきたキャンディスに話があると言ったウィリアムに、少々戸惑いつつ私は頷いた。
ウィリアムと話す相手は彼が選ぶ訳なのだから、婚約者だからと私が口を出すことはないし、これからもしない。
あら……なんだか、胸が痛い。
どうしたのかしら。おかしいわ。
慌てて胸を押さえても、心臓がどくどくと高鳴っている。
「なあ。モニカ。この後、王都を歩きたい。駄目か?」



