実はモニカのラザルス伯爵家は、騎士の家系。今回連れてきたラザルス伯爵家に直接仕えている騎士たちも優秀で、私は特に信頼を置いていた。
「そ、そうか……」
「あの、ここで待って居ても、大丈夫ですわ。ウィリアム様。もし良ければ、先に帰っていても……」
「そんな訳あるか! 本当に、いい加減にしろよ!! お前……!!」
私はあまり外に出たことのないウィリアムに気を利かせたつもりだったんだけど、男性のプライドを如何なく刺激してしまったのか、彼は大きな声で叫んだ。
「ふふふ。そんな訳にはいきませんものね……ごめんなさい。冗談ですわ」
「おい。もう一回俺をからかったら、本気で怒るからな」
「しません……ええ。絶対にしません」
私は足音高らかに踏み込んだウィリアムの後に続き、湿っぽい空気がある地下へと入り込んだ。
小さな灯りが無数に取り付けられていて、想像していたように暗くはない。
それに、奥には人の気配もしているので、王都地下に住んで居る人が多いというのも、本当の話なのだろう。
……さて。 こんなにも暗い暗い地下街に住む、暗殺者ファミリーオブライエン一家。
私たちの護衛をしてくれる代わりに、彼らは一体、どんな報酬を要求してくるのかしら?
「そ、そうか……」
「あの、ここで待って居ても、大丈夫ですわ。ウィリアム様。もし良ければ、先に帰っていても……」
「そんな訳あるか! 本当に、いい加減にしろよ!! お前……!!」
私はあまり外に出たことのないウィリアムに気を利かせたつもりだったんだけど、男性のプライドを如何なく刺激してしまったのか、彼は大きな声で叫んだ。
「ふふふ。そんな訳にはいきませんものね……ごめんなさい。冗談ですわ」
「おい。もう一回俺をからかったら、本気で怒るからな」
「しません……ええ。絶対にしません」
私は足音高らかに踏み込んだウィリアムの後に続き、湿っぽい空気がある地下へと入り込んだ。
小さな灯りが無数に取り付けられていて、想像していたように暗くはない。
それに、奥には人の気配もしているので、王都地下に住んで居る人が多いというのも、本当の話なのだろう。
……さて。 こんなにも暗い暗い地下街に住む、暗殺者ファミリーオブライエン一家。
私たちの護衛をしてくれる代わりに、彼らは一体、どんな報酬を要求してくるのかしら?



