暗殺一家を自分が雇うなんて考えたこともなかったけれど、ウィリアムの言う通り、彼らがこちらを先に雇ってしまえば、雇われることはないだろう。
けれど……。
「……ですが、あの……ダスレイン大臣を暗殺してしまうと……その、あまり良くないかと」
ダスレイン大臣は公爵位にあり、大きな権力を振るうことの出来る大臣なのだ。
そんな彼を、暗殺した……暗殺してしまった過去が何かのきっかけで露見してしまえば、いずれ王になるだろうウィリアムが失脚するほどの大きなマイナス要因になってしまう。
「いやいや……暗殺一家だとて、暗殺だけを請け負っている訳ではあるまい。俺たちの警護を頼めば良いのだ。厳重に警備された王族を暗殺するよりも、彼らには楽な依頼になるのではないか?」
「……え? あ。エレイン様や私たちの警護を、オブライエン一家が……? それが出来れば、絶対に頼もしいと思います……けど……」
ウィリアムは私などには到底思いつかないような素晴らしい案を、こうして提案してくれた。流石、出来すぎてしまうヒーローだわ。
……そうよ。
敵の味方になるはずの強敵を、先にこちら側に引き込んでおけば……?
もし、オブライエン一家が味方になってくれるのならば、彼らほど心強い味方はいないと言っても過言ではないわよ……。
けれど……。
「……ですが、あの……ダスレイン大臣を暗殺してしまうと……その、あまり良くないかと」
ダスレイン大臣は公爵位にあり、大きな権力を振るうことの出来る大臣なのだ。
そんな彼を、暗殺した……暗殺してしまった過去が何かのきっかけで露見してしまえば、いずれ王になるだろうウィリアムが失脚するほどの大きなマイナス要因になってしまう。
「いやいや……暗殺一家だとて、暗殺だけを請け負っている訳ではあるまい。俺たちの警護を頼めば良いのだ。厳重に警備された王族を暗殺するよりも、彼らには楽な依頼になるのではないか?」
「……え? あ。エレイン様や私たちの警護を、オブライエン一家が……? それが出来れば、絶対に頼もしいと思います……けど……」
ウィリアムは私などには到底思いつかないような素晴らしい案を、こうして提案してくれた。流石、出来すぎてしまうヒーローだわ。
……そうよ。
敵の味方になるはずの強敵を、先にこちら側に引き込んでおけば……?
もし、オブライエン一家が味方になってくれるのならば、彼らほど心強い味方はいないと言っても過言ではないわよ……。



