「あら。なにかしら? ウィリアム。これからは、モニカと一緒ならば外出しても良いのだから、いつでも遊びにいらっしゃい……本当に都合の良いことに、貴方の婚約者は私に近しい貴族令嬢だから」
エレインはモニカは自分の取り巻きなのだから、いつ自分の近くに来てもおかしくないと言いたいようだ。
それに、私同伴での外出のみ許されている弟も、共に来ていてもおかしくないだろうと。
「はい。前々から気になっていたのです。姉上はいつ輿入れをしてもおかしくない年齢です。縁談だって降るようにあるでしょう。けれど、未だに婚約者も決めようとしない……もしかしたら、それは僕を守るためだったのではないですか」
真摯な眼差しを彼女に向けたウィリアムは、成人年齢を過ぎた王女エレインに婚約者が居ないことを、ずっと気にしていたようだ。
そして、エレインはふうと息をついた。
「……貴方には、嘘をつきたくないわ。ウィリアム。私の大事な弟だから。けれど、別に気にする必要もないわ。私がしたくてしたことだから……さ。二人とも、そろそろ行きなさい。私はこの後、予定があるの」
エレインはモニカは自分の取り巻きなのだから、いつ自分の近くに来てもおかしくないと言いたいようだ。
それに、私同伴での外出のみ許されている弟も、共に来ていてもおかしくないだろうと。
「はい。前々から気になっていたのです。姉上はいつ輿入れをしてもおかしくない年齢です。縁談だって降るようにあるでしょう。けれど、未だに婚約者も決めようとしない……もしかしたら、それは僕を守るためだったのではないですか」
真摯な眼差しを彼女に向けたウィリアムは、成人年齢を過ぎた王女エレインに婚約者が居ないことを、ずっと気にしていたようだ。
そして、エレインはふうと息をついた。
「……貴方には、嘘をつきたくないわ。ウィリアム。私の大事な弟だから。けれど、別に気にする必要もないわ。私がしたくてしたことだから……さ。二人とも、そろそろ行きなさい。私はこの後、予定があるの」



