「最初の頃は、私テラス着飾らせて2人でお洒落して遊んだりしてたから、結構熱心に言い寄ってくる人もいたのよね。
でも、テラスはご覧の通り警戒心が強いから、自分を良く知りもせずに近寄ってくる男の人にすっかり引いちゃったのよ。最初の入り口で苦手意識が染み付いちゃったんだと思う」
アンセムの表情が少し険しくなる。
テラスに言い寄った男たちとは一体誰だ。
「元々好きだった生物学を専攻したら、すっかり夢中になっちゃって。
自分を良く知りもしないのに近寄ってくる男達にうんざりしてたし、女の子として目立たない術をいつの間にか身につけちゃって、生物学にどっぷり浸かっちゃったのよね」
アイリはお茶を一口飲んで続けた。
「アンセム、テラスとお見合いして間もなく、キスしちゃったことあるでしょう?」
唐突に聞かれて面食らうアンセム。
「ああ、そういうこともあったね」
「その後和解できたから良かったけど、テラス相当怒ってたのよ。怒ってたというより、怯えてたって方が近いかも」
「……ああ、そうだろうな…」
当時を思い出してアンセムは顔をひきつらせた。
「それはね、今こうして付き合うことになったわけだし、いいんだけどね。その後、今度はリツに無理矢理キスされたでしょう?」
「ああ」
「あれが決定的だったわよね。あの男、舌入れてきたんですってね。テラスにとってはトラウマみたいなものよね。
元々男の人に苦手意識があったのに、あいつのせいで余計酷くなったと思うわよ」
(そうなのか!くそっ…!)
リツが原因でテラスが恋人同士の触れ合いに恐怖心を感じるようになったのだとしたら許せない。
でも、テラスはご覧の通り警戒心が強いから、自分を良く知りもせずに近寄ってくる男の人にすっかり引いちゃったのよ。最初の入り口で苦手意識が染み付いちゃったんだと思う」
アンセムの表情が少し険しくなる。
テラスに言い寄った男たちとは一体誰だ。
「元々好きだった生物学を専攻したら、すっかり夢中になっちゃって。
自分を良く知りもしないのに近寄ってくる男達にうんざりしてたし、女の子として目立たない術をいつの間にか身につけちゃって、生物学にどっぷり浸かっちゃったのよね」
アイリはお茶を一口飲んで続けた。
「アンセム、テラスとお見合いして間もなく、キスしちゃったことあるでしょう?」
唐突に聞かれて面食らうアンセム。
「ああ、そういうこともあったね」
「その後和解できたから良かったけど、テラス相当怒ってたのよ。怒ってたというより、怯えてたって方が近いかも」
「……ああ、そうだろうな…」
当時を思い出してアンセムは顔をひきつらせた。
「それはね、今こうして付き合うことになったわけだし、いいんだけどね。その後、今度はリツに無理矢理キスされたでしょう?」
「ああ」
「あれが決定的だったわよね。あの男、舌入れてきたんですってね。テラスにとってはトラウマみたいなものよね。
元々男の人に苦手意識があったのに、あいつのせいで余計酷くなったと思うわよ」
(そうなのか!くそっ…!)
リツが原因でテラスが恋人同士の触れ合いに恐怖心を感じるようになったのだとしたら許せない。



