超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する

「じゃぁちょっと休憩しましょ」

「コラコラ…」

「アンセム、テラスをベッドに寝かせてあげたら?少ししたら起こしてまた続きするんだから!」

「また明日にすればいいだろう」

「いーーーやっ!」

「アイリ」

「ダメ!」

アイリとライキスのやり取りを見て、アンセムは苦笑した。

「これは朝までコースかな」

「すまんアンセム。アイリ、わがまま言うなよ」

アンセムはテラスを抱きかかえてベッドに移動させる。
グーグー寝ているテラスが可愛い。

「いいじゃないの、たまには!」

「明日予定入ってるかも知れないだろ?」

「ライキスは何もないでしょ。テラスだって何もないはずよ」

そしてアイリはアンセムを見る。

「オレも明日はフリーだよ」

テラスに布団をかけて、アンセムは2人のもとへ戻り腰を下ろした。

「ほら、問題ないじゃない」

勝ち誇るアイリ。
ライキスはやれやれと首を振った。

「でも、テラスも寝ちゃったし、30分くらい休憩しましょうか」

「飲み物おかわりいるか?」

「ありがとうアンセム。私、今度はジュースがいいな」

「お茶かコーヒーしか置いてないんだ」

「じゃ、お茶で」

「俺もお茶でいい」

アンセムは頷いて立ち上がり、コップを下げて新しく飲み物の準備をした。
その後姿にアイリは話しかける。