「ごめん。本当に悪かった…」
テラスのペースに合わせると言った側からこの有様だ。
優しくキスをして、それだけで終わりにすれば良かったのに。
自己嫌悪に陥るアンセム。
テラスはのろのろと体を起こした。
まだ心臓が痛いくらいドキドキしていて、息が整わない。
「ううん、私がごめんなさい…」
だけど、謝らなければと強く思った。
「謝るのはオレの方だ」
「ううん、そんなことないよ。私が悪いよ。
恋人同士になったら、そーゆーことするって知ってるのに、やっぱり恐いなんて、ダメだよね。今は良くても、その内アンセムもイヤになっちゃうかも」
本当にそうなってしまう気がして、テラスは泣きたくなった。
「いや、オレが悪い。一方的に悪い」
平謝りのアンセム。
結局自分の欲望を優先させてしまった自分が悪いのだ。
テラスは首を振った。
声を出したら泣いてしまいそうだったから。
そんなテラスを見て、アンセムは愛おしくてたまらなくなる。
絶対に手放したくないと思った。
「テラス、抱き締めていいかな…。もう、それ以上何もしないから」
ちょっとだけ間があってから、テラスはコクリと頷いた。
アンセムはテラスの肩を抱き寄せた。
そして、しばらくそのままでいた。
激しく鼓動を打っていた心臓が、少しずつ落ち着きを取り戻してくる。
優しく抱き寄せられて、テラスは安心している自分を感じた。
「ゆっくり行こう」
アンセムは言った。
「うん」
テラスはアンセムの胸に顔をうずめた。
テラスのペースに合わせると言った側からこの有様だ。
優しくキスをして、それだけで終わりにすれば良かったのに。
自己嫌悪に陥るアンセム。
テラスはのろのろと体を起こした。
まだ心臓が痛いくらいドキドキしていて、息が整わない。
「ううん、私がごめんなさい…」
だけど、謝らなければと強く思った。
「謝るのはオレの方だ」
「ううん、そんなことないよ。私が悪いよ。
恋人同士になったら、そーゆーことするって知ってるのに、やっぱり恐いなんて、ダメだよね。今は良くても、その内アンセムもイヤになっちゃうかも」
本当にそうなってしまう気がして、テラスは泣きたくなった。
「いや、オレが悪い。一方的に悪い」
平謝りのアンセム。
結局自分の欲望を優先させてしまった自分が悪いのだ。
テラスは首を振った。
声を出したら泣いてしまいそうだったから。
そんなテラスを見て、アンセムは愛おしくてたまらなくなる。
絶対に手放したくないと思った。
「テラス、抱き締めていいかな…。もう、それ以上何もしないから」
ちょっとだけ間があってから、テラスはコクリと頷いた。
アンセムはテラスの肩を抱き寄せた。
そして、しばらくそのままでいた。
激しく鼓動を打っていた心臓が、少しずつ落ち着きを取り戻してくる。
優しく抱き寄せられて、テラスは安心している自分を感じた。
「ゆっくり行こう」
アンセムは言った。
「うん」
テラスはアンセムの胸に顔をうずめた。



