「最初はあなたにするつもりはなかったのよ。目立ち過ぎるし、テラスが人気ナンバーワンのアンセムに靡くほど簡単だったら今までの苦労はないはずだ、なんて思っていたんですから。
だけど、テラスを良く知っていてテラスも慕っているカイが『適任はアンセムしかいない』って猛烈プッシュするから、それに乗ってみることにしたんです」
「カイさんは、最初からオレがテラスに惹かれることをわかっていたのでしょうか?」
「そうみたいね。私も後から聞いたのだけど、確信までいかない程度の予感はあったみたいですよ」
「恐いな…」
カイの勘の鋭さにアンセムは戦慄を覚えた。
「カイの後任を引き受けることは無理かしら…」
アンセムの様子を見て、良い返事を貰えないとをリナは覚悟した。
「オレにできるでしょうか」
「え?」
「正直自信がありません」
しかし、希望はありそうだ。
「自信だなんて、そんなに難しく考える必要はないわ」
「難しいですよ…。人の感情を読み取って、誰かとの未来の道筋をサポートするだなんて。そんな大それたこと、恐ろしいです」
「そんなに大袈裟なことじゃないのよ。まあ、カイの勘は凄まじいですけどね」
リナは優しく諭すように言う。
このまっすぐな若者に、エールを送りたい。
だけど、テラスを良く知っていてテラスも慕っているカイが『適任はアンセムしかいない』って猛烈プッシュするから、それに乗ってみることにしたんです」
「カイさんは、最初からオレがテラスに惹かれることをわかっていたのでしょうか?」
「そうみたいね。私も後から聞いたのだけど、確信までいかない程度の予感はあったみたいですよ」
「恐いな…」
カイの勘の鋭さにアンセムは戦慄を覚えた。
「カイの後任を引き受けることは無理かしら…」
アンセムの様子を見て、良い返事を貰えないとをリナは覚悟した。
「オレにできるでしょうか」
「え?」
「正直自信がありません」
しかし、希望はありそうだ。
「自信だなんて、そんなに難しく考える必要はないわ」
「難しいですよ…。人の感情を読み取って、誰かとの未来の道筋をサポートするだなんて。そんな大それたこと、恐ろしいです」
「そんなに大袈裟なことじゃないのよ。まあ、カイの勘は凄まじいですけどね」
リナは優しく諭すように言う。
このまっすぐな若者に、エールを送りたい。



