超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する

「!!!」

硬直するシン。棒立ちである。
ナミルは抱きついたまま言った。

「おかしいな。悔しいけど、私もシンのこと好きみたい」

「は、はぁ!?!?」

絶対にダメだと確信していたシンは、ナミルの返事に驚いた。

「それこそ嘘だろ!」

信じられない。

「本当に嘘みたい。自分でもビックリなんだけど、シンの気持ちがとても嬉しいの。
それって、シンが好きってことなんだと思うわ」

シン絶句。

「ねえ、これって両想いよ。嬉しい?」

「だ!アホかっ!」

「嬉しくないわけ?」

ナミルはシンから少し体を離して見つめた。
うろたえまくるシン。

「そ、そりゃ、嬉しーけどよ」

もう何がなんだかわからない。
そんな姿が愛しくなって、ナミルはシンにキスをした。
ナミルの柔らかい唇を感じ、シンは頭に血が上る。
ついにシンはナミルを抱き締めて、キスに夢中になった。
2人は抱き合って長い長いキスを交わす。
それは次第に深いものになっていった。

「ん……」

ナミルの口から甘い声が漏れる。
シンは当然の事ながらキスには慣れておらず、舌の動きはぎこちない。
それでも伝わってくる熱い気持ちに、ナミルは酔いしれた。
そんなナミルを見て、シンは止まらなくなる。
無意識に行為はエスカレートし、手がナミルのスカートの中にもぐりこんだ。

「あっ…!」

思わずナミルが声を上げる。

「ご、ごめん…。嫌か?」

慌てて手をひっこめるシン。
こういうのは慣れていない。
勉強と違って、答えなどわからない。

「ううん…」

しかしナミルは潤んだ瞳で首を振った。

「いいよ…」

そして、頬を染め小さく同意を示した。
もう止まる理由はない。
2人は激しいキスをしながら、そのまま床に体を横たえた。