超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する

「この後少しオレの部屋に来ないか?」

「うん。いいよ」

お互いの部屋の行き来はすっかり当たり前の流れとなった。
食後にどちらかの部屋でお茶を飲みながらのんびりするのが定番だ。

悟りを開いて以来、アンセムは自分の気持ちの抑える術を覚えた。
もう卒寮までテラスとのセックスは諦めることにした。
いや、実際には諦めたわけじゃないし、テラスが応じてくれれば嬉しいに決まっているのだが、最初からないものと考えた方が気楽だった。

アンセムの部屋に入る2人。

「さすがに疲れたな」

ぐーっと伸びをするアンセム。

「ホントだね~」

コキッコキっと首を振るテラス。

「コーヒー入れていい?」

「ありがとう」

テラスはコーヒーの準備を進めた。
アンセムの部屋にすっかり馴染んでいる。
アンセムはソファには座らず、ベッドに身を投げた。肩が張って目が疲れている。

「できたよ~」

「ああ」

テラスはテーブルにコーヒーを置いてソファに座った。
背もたれに体を任せてグッタリした。

「疲れる作業だったね」

「そうだな。次は短時間で切り上げよう」

「賛成」

そのまましばらくグッタリする2人。