アンセムは、自分が無意味な行動をしているとわかっていた。
テラスは自分を見て、すぐに駆け寄ってくれたではないか。
それが、テラスの気持ちの表れだ。
頭では理解しているのに、未だ部屋で会うことを拒否して、自分と会えない時間に自分が一番嫌っている男と話していたことが、どうしても許せない。
テラスの時間はテラスの自由であり、自分の許可など不要だとわかっているのに。
無言になってしまったテラス。
こんな自分に呆れているのだろうか。
それとも怒っている?
そんなこと構うものか。
アンセムは少し力を緩めた。
テラスは少し自由になり、アンセムを見上げた。
アンセムはテラスにキスをしようと動く。
テラスはそれを察して、体を緊張させ、そして顔を背けた。
「………」
寸前で、無理矢理キスをしようとした自分を抑えるアンセム。
テラスからそっと離れ、そして優しく頭をなでた。
「恐がらせてごめん」
力のない声で言われ、テラスはアンセムの顔をもう一度見た。
なんだか今度は悲しそうだ…。
「ううん。きっと私が何かしたんでしょう?私こそ、ごめんなさい。
アンセムはどうしてさっき怒ったの?教えて」
アンセムは胸がギュっとなる。
テラスの素直さがたまらなく好きだった。
テラスは自分を見て、すぐに駆け寄ってくれたではないか。
それが、テラスの気持ちの表れだ。
頭では理解しているのに、未だ部屋で会うことを拒否して、自分と会えない時間に自分が一番嫌っている男と話していたことが、どうしても許せない。
テラスの時間はテラスの自由であり、自分の許可など不要だとわかっているのに。
無言になってしまったテラス。
こんな自分に呆れているのだろうか。
それとも怒っている?
そんなこと構うものか。
アンセムは少し力を緩めた。
テラスは少し自由になり、アンセムを見上げた。
アンセムはテラスにキスをしようと動く。
テラスはそれを察して、体を緊張させ、そして顔を背けた。
「………」
寸前で、無理矢理キスをしようとした自分を抑えるアンセム。
テラスからそっと離れ、そして優しく頭をなでた。
「恐がらせてごめん」
力のない声で言われ、テラスはアンセムの顔をもう一度見た。
なんだか今度は悲しそうだ…。
「ううん。きっと私が何かしたんでしょう?私こそ、ごめんなさい。
アンセムはどうしてさっき怒ったの?教えて」
アンセムは胸がギュっとなる。
テラスの素直さがたまらなく好きだった。



