「まあ、テラスだから仕方ないよ」
その言葉に、テラスへの深い愛情を感じた。
「お気の毒に」
そう言ってナミルは笑った。
以前のように、テラスへの激しい嫉妬で心が苦しくなることはなかった。
アンセムはナミルの言葉に肩をすくめる。
「あの、アンセムさん」
ナミルは姿勢を正してアンセムに向き合った。
アンセムは持っていたペンを置いてナミルの顔を見る。
「今まで、嫌な態度をとってしまってすみませんでした」
ナミルは頭を下げた。
「ナミルが謝るようなことは何もない」
アンセムは慌ててナミルを擁護する。
「いえ、最初からわかっていたのに、どうしても受け入れられなくて、逃げていました。辛くて辛くて、そうすることしかできなかったんです。
私、アンセムさんの事が本当に大好きだったから…」
アンセムは黙ってナミルの言葉を聞いた。
「まだ好きですよ。アンセムさんのことは。だって、すっごく素敵な人だから。
でも、アンセムさんはテラスさんが好きなんですよね。
テラスさんも、変わった人だけど、あの人なりにアンセムさんのことを大切に想っているんでしょうね。昨日、それを感じましたよ。
ショックじゃないと言ったら噓になりますけど、今はアンセムさんとテラスさんが幸せになったらいいなって気持ちが少しだけあります」
ナミルはさっぱりとした表情で笑った。
「ナミル…」
「私は別の人を探しますね。
私にも出会えるかな…。お互いを大切に思い合える相手…」
「ああ。絶対に出会えるよ。
ナミルは可愛い。それに芯が強いと思う。オレはそういうところが好きだよ」
そう言われて、ナミルは急に泣きたくなった。
ぐっと涙を堪える。
その言葉に、テラスへの深い愛情を感じた。
「お気の毒に」
そう言ってナミルは笑った。
以前のように、テラスへの激しい嫉妬で心が苦しくなることはなかった。
アンセムはナミルの言葉に肩をすくめる。
「あの、アンセムさん」
ナミルは姿勢を正してアンセムに向き合った。
アンセムは持っていたペンを置いてナミルの顔を見る。
「今まで、嫌な態度をとってしまってすみませんでした」
ナミルは頭を下げた。
「ナミルが謝るようなことは何もない」
アンセムは慌ててナミルを擁護する。
「いえ、最初からわかっていたのに、どうしても受け入れられなくて、逃げていました。辛くて辛くて、そうすることしかできなかったんです。
私、アンセムさんの事が本当に大好きだったから…」
アンセムは黙ってナミルの言葉を聞いた。
「まだ好きですよ。アンセムさんのことは。だって、すっごく素敵な人だから。
でも、アンセムさんはテラスさんが好きなんですよね。
テラスさんも、変わった人だけど、あの人なりにアンセムさんのことを大切に想っているんでしょうね。昨日、それを感じましたよ。
ショックじゃないと言ったら噓になりますけど、今はアンセムさんとテラスさんが幸せになったらいいなって気持ちが少しだけあります」
ナミルはさっぱりとした表情で笑った。
「ナミル…」
「私は別の人を探しますね。
私にも出会えるかな…。お互いを大切に思い合える相手…」
「ああ。絶対に出会えるよ。
ナミルは可愛い。それに芯が強いと思う。オレはそういうところが好きだよ」
そう言われて、ナミルは急に泣きたくなった。
ぐっと涙を堪える。



