シャワーを浴びながら、アンセムは自分を落ち着かせようとしていた。
テラスと結ばれる日は遠のいたと諦めていたのに、まさかの展開である。
今日のテラスはどうしたことか、自分を求め拒まなかった。
(夢じゃないよな…)
あまりの現実感のなさに、自信がなくなるアンセム。
テラスは気付いていないようだが、アンセムの体はずっと興奮し反応していた。
これからついにテラスを抱けるのだ。
今まで頭の中で何度もテラスとのセックスを妄想した。
だけど、想像の中でもテラスは手厳しい。
頭の中で自分の胸に納まっていたテラスは別人のようで、当然ながらリアリティの欠片もなかった。
今日、自分のキスを受け入れ、その先まで望んでくれたテラスは、自分の想像を粉々に砕く。
あまりにも可愛くて、振り回されるばかりだ。
とにかく、優しくしてあげなければ。
少しクールダウンしたくて、アンセムは逸る気を抑えて長めにシャワーを浴びるのだった。
シャワーを終え、アンセムは体を拭いて少し考えた。
このまま部屋へ戻ったら、テラスはまた慌てるだろう。
どうせまた脱ぐのだが、とりあえず衣服は身につけた。
テラスはどんな顔をして待っているだろうか。
ガチガチに緊張しているに違いない。
でも、それはアンセムも同じだった。
セックスにこれほど緊張したことが今まであっただろうか。
高鳴る胸を抑えて、アンセムは部屋に戻った。
しかし、である。
「あれ………?」
テラスが見当たらない。
一瞬頭が真っ白になるアンセム。
これは一体どういうことだ?
一応部屋を見渡して見る。
そう広くはないので、隠れていればすぐにわかるだろうし、今この状況で、テラスが隠れる必要性など皆無だ。
アンセムは部屋のドアノブを見た。
鍵が開いたままになっている。
「………」
それでも、現実を理解するのに少し時間がかかった。
もしかして。
逃げた………のか?
テラスと結ばれる日は遠のいたと諦めていたのに、まさかの展開である。
今日のテラスはどうしたことか、自分を求め拒まなかった。
(夢じゃないよな…)
あまりの現実感のなさに、自信がなくなるアンセム。
テラスは気付いていないようだが、アンセムの体はずっと興奮し反応していた。
これからついにテラスを抱けるのだ。
今まで頭の中で何度もテラスとのセックスを妄想した。
だけど、想像の中でもテラスは手厳しい。
頭の中で自分の胸に納まっていたテラスは別人のようで、当然ながらリアリティの欠片もなかった。
今日、自分のキスを受け入れ、その先まで望んでくれたテラスは、自分の想像を粉々に砕く。
あまりにも可愛くて、振り回されるばかりだ。
とにかく、優しくしてあげなければ。
少しクールダウンしたくて、アンセムは逸る気を抑えて長めにシャワーを浴びるのだった。
シャワーを終え、アンセムは体を拭いて少し考えた。
このまま部屋へ戻ったら、テラスはまた慌てるだろう。
どうせまた脱ぐのだが、とりあえず衣服は身につけた。
テラスはどんな顔をして待っているだろうか。
ガチガチに緊張しているに違いない。
でも、それはアンセムも同じだった。
セックスにこれほど緊張したことが今まであっただろうか。
高鳴る胸を抑えて、アンセムは部屋に戻った。
しかし、である。
「あれ………?」
テラスが見当たらない。
一瞬頭が真っ白になるアンセム。
これは一体どういうことだ?
一応部屋を見渡して見る。
そう広くはないので、隠れていればすぐにわかるだろうし、今この状況で、テラスが隠れる必要性など皆無だ。
アンセムは部屋のドアノブを見た。
鍵が開いたままになっている。
「………」
それでも、現実を理解するのに少し時間がかかった。
もしかして。
逃げた………のか?



