超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する

「ま、待って、このまま!?」

息継ぎの隙を見てテラスは言葉を発する。
アンセムの動きが止まった。

「そうか。シャワー浴びた方がいいか?」

うんうんと頷くテラス。

「一緒に浴びる?」

「滅相もない!」

今度はブンブンと横に首を振る。

「お先にどうぞっ!」

そして両手でアンセムの胸を押した。

「わかったよ。すぐに出てくるから待っててくれ」

アンセムはテラスの頬にキスをすると、ベッドから離れてシャワー室へ入って行った。

「ふぅ…」

テラスは大きなため息一つ。
まだ心臓がドキドキしている。
シャーっとシャワーの音が聞こえてきた。
その音を聞いている内に、段々冷静さを取り戻してくる。

(とんでもないこと言っちゃった!)

今更自分の発言の重大さに気付いてテラスは青くなった。