超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する

「じゃあ、会いたいと思う?」

「うん。それは思う」

「側にいるとホッとしない?幸せな気持ちになるでしょう?」

「あ、それはすごくわかる」

「ピタっとくっつくと、もっと幸せにならない?」

「え~と、ピタっとくっつくことがあまりないかも」

「そうなの!?」

ちょっと驚くアイリ。

「じゃあ、キスは?好きでしょう?」

「ええ!?」

テラスはうろたえた。

「正直に答えなさいよ」

「う、うん…。普通のは、好きだよ。恥ずかしいけど嬉しいよ」

(ふ~ん。ってことは、ディープキスも経験済みってことね)

と、心の中で呟くアイリ。

「そういうのの、最上級って感じかな」

「ふ~ん?」

「あ、良くわかってないでしょう」

「うん」

アイリの説明では漠然としすぎてわからないテラスである。

「好きな人とは一緒にいたいわよね。
くっついてイチャイチャするのも楽しいし、キスは心があったかくなるし、もっともっと近づきたい、くっつきたいって思ってると、最終的にはエッチに到達するんじゃないかなぁ。
実際、お互い裸になって抱き合うわけだし、体の中に入ってくるんだから、これぞ究極の距離感よね」

アイリの言葉にテラスは顔を赤くした。