超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する

アンセムは唇を離すと、テラスをベッドに押し倒した。
気が急いて、少し乱暴になってしまう。
テラスは「うわっ」と小さく声をあげた。
それでも逃げない。

アンセムはテラスに覆い被さり、もう一度キスをした。
今度は深く。

「んっ」

アンセムの舌が入ってきてテラスは声を漏らした。
そのまま息苦しいほどにキスは続く。
アンセムは自分の体重をテラスに預けた。
その重みと、息つく暇もないほどのキス。

テラスは恐かった。このままどうなってしまうのか。
当然セックスの知識はあったが、知識と実践は全く現実感が違う。
恐くて逃げ出したかったけど、我慢した。

「!」

アンセムの手が自分の服の中に入ってきた。
着ていたカットソーをたくし上げられ、自分の肌に直接アンセムの手が触れる。
テラスの足にはアンセムの足が絡まり、身動きが取れない。
テラスはギュッと目をつぐんだ。
アンセムに気持ちを伝えるために、受け入れるんだ。

ガチガチの体から、テラスの緊張と恐怖がアンセムに伝わってきた。