テラスが食堂から出て行ってしまった。
「ごめん、先に帰るよ」
アンセムはミユウに一言だけ伝えて、テラスの後を追った。
食堂を出てテラスの部屋の方向へ走る。
すぐにテラスの後姿を見つけることができた。
呼び止めたかったが、これからが立食会のピークで、食堂へ向かう寮生たちが歩いている。
アンセムはテラスに追いつくと腕を掴んだ。
「なに!?」
驚いて振り向くテラス。
アンセムは構わず腕をひっぱって、近くに見えた出入り口から寮の外へ出た。
「ちょ、ちょっとっ!」
パニくるテラス。
アンセムは何がしたいんだ?
窓から死角になる柱の影にテラスを連れ込み、アンセムはいきなり抱き締めた。
驚いて声も出ないテラス。
そのままアンセムはテラスにキスをする。
無理矢理押し付けられた唇。
テラスの脳裏に以前見たアンセムとミユウのキスシーンが浮かんだ。
「やっ!」
思いっきり抵抗してアンセムを押しのけ顔を背けるテラス。
「いきなり何?意味わかんない!」
テラスは声を荒げた。
「ごめん、先に帰るよ」
アンセムはミユウに一言だけ伝えて、テラスの後を追った。
食堂を出てテラスの部屋の方向へ走る。
すぐにテラスの後姿を見つけることができた。
呼び止めたかったが、これからが立食会のピークで、食堂へ向かう寮生たちが歩いている。
アンセムはテラスに追いつくと腕を掴んだ。
「なに!?」
驚いて振り向くテラス。
アンセムは構わず腕をひっぱって、近くに見えた出入り口から寮の外へ出た。
「ちょ、ちょっとっ!」
パニくるテラス。
アンセムは何がしたいんだ?
窓から死角になる柱の影にテラスを連れ込み、アンセムはいきなり抱き締めた。
驚いて声も出ないテラス。
そのままアンセムはテラスにキスをする。
無理矢理押し付けられた唇。
テラスの脳裏に以前見たアンセムとミユウのキスシーンが浮かんだ。
「やっ!」
思いっきり抵抗してアンセムを押しのけ顔を背けるテラス。
「いきなり何?意味わかんない!」
テラスは声を荒げた。



