「アイリ、ごめん。私ちょっと奥に行かなきゃ」
「え?何かあるの?」
「ごめんね」
テラスはアイリをライキスに任せ、厨房にいるルイザを呼びに行った。
(一体テラスは何をしているんだ?)
ミユウを横に置き、話しかけてくる友人たちの相手をしながら、アンセムはテラスを目の端にずっと捉えていた。
誰かと交じろうともせず、端っこで1人食事をしているテラス。
しばらくしてからアイリとライキスがやってきた。
その様子から、恐らくアイリが自分に言ったことを報告しているのだろう。
アイリは悪かったと思ってくれているのかもしれない。
そんなやりとりに見えた。
その後、テラスは1人厨房へ入っていくと、最初に話していた職員と一緒に出てきた。
「ルイザさん、あの2人です。白いワンピースの人と、その隣のピンクの花柄のスカートの人」
「イリアとノアね」
テラスは他の3人にしたのと同じ様に、しっかり目を合わせた。
この2人も例に漏れず、テラスとその隣にいるルイザを見て、慌てて食堂から出て行った。
「これで全員です」
「しっかり名前を控えたわ」
「ルイザさん、ありがとうございました」
ペコリとテラスは頭を下げる。
「いいのよ。でも、まだ安心はしないでね。何かあったら、またすぐに教えて頂戴」
「はい」
「え?何かあるの?」
「ごめんね」
テラスはアイリをライキスに任せ、厨房にいるルイザを呼びに行った。
(一体テラスは何をしているんだ?)
ミユウを横に置き、話しかけてくる友人たちの相手をしながら、アンセムはテラスを目の端にずっと捉えていた。
誰かと交じろうともせず、端っこで1人食事をしているテラス。
しばらくしてからアイリとライキスがやってきた。
その様子から、恐らくアイリが自分に言ったことを報告しているのだろう。
アイリは悪かったと思ってくれているのかもしれない。
そんなやりとりに見えた。
その後、テラスは1人厨房へ入っていくと、最初に話していた職員と一緒に出てきた。
「ルイザさん、あの2人です。白いワンピースの人と、その隣のピンクの花柄のスカートの人」
「イリアとノアね」
テラスは他の3人にしたのと同じ様に、しっかり目を合わせた。
この2人も例に漏れず、テラスとその隣にいるルイザを見て、慌てて食堂から出て行った。
「これで全員です」
「しっかり名前を控えたわ」
「ルイザさん、ありがとうございました」
ペコリとテラスは頭を下げる。
「いいのよ。でも、まだ安心はしないでね。何かあったら、またすぐに教えて頂戴」
「はい」



