しかし、テラスのことはさっぱりわからない。
どうすれば喜んでくれるのか、どこまで触れて良いのか、そもそもテラスは自分にどれだけの好意を抱いてくれているのか、わからないから怖くて行動できない。
どうしてこんなにもわからない女の子を好きになってしまったのか。
それともわからないから好きなのか。
特にすることもなく、静かな図書館で、アンセムは物思いに耽った。
そこへ図書館のドアが開く音が響いた。
アンセムは反射的にその方向を見た。
図書館にはなるべく行かないようにすると言っていたが、テラスかもしれない。
しかし、入ってきた人物は、一番視界に入れたくない男だった。
シンである。
テラスを部屋まで送ったシン。
結局やることもなく、再び中央施設まで戻り、図書館を訪れた。
中に入った瞬間視線を感じた。
カウンターを見ると、アンセムが座っていた。
目が合った瞬間、さっと逸らされる。
別にカウンターにアンセムがいることは、珍しくはなかった。
最近はカイが頻繁にアンセムに色々と頼んでいることを、シンも知っていた。
いつもなら、何も言わずにスルーするところだ。
しかし、今日は違う。
言ってやりたいことがあった。
アンセムはシンから視線を逸らし、意味もなくテーブルにある貸し出し用のファイルを眺めた。
早くどこかへ行ってくれることを願ったが、シンは自分に近づいてくる。
どうすれば喜んでくれるのか、どこまで触れて良いのか、そもそもテラスは自分にどれだけの好意を抱いてくれているのか、わからないから怖くて行動できない。
どうしてこんなにもわからない女の子を好きになってしまったのか。
それともわからないから好きなのか。
特にすることもなく、静かな図書館で、アンセムは物思いに耽った。
そこへ図書館のドアが開く音が響いた。
アンセムは反射的にその方向を見た。
図書館にはなるべく行かないようにすると言っていたが、テラスかもしれない。
しかし、入ってきた人物は、一番視界に入れたくない男だった。
シンである。
テラスを部屋まで送ったシン。
結局やることもなく、再び中央施設まで戻り、図書館を訪れた。
中に入った瞬間視線を感じた。
カウンターを見ると、アンセムが座っていた。
目が合った瞬間、さっと逸らされる。
別にカウンターにアンセムがいることは、珍しくはなかった。
最近はカイが頻繁にアンセムに色々と頼んでいることを、シンも知っていた。
いつもなら、何も言わずにスルーするところだ。
しかし、今日は違う。
言ってやりたいことがあった。
アンセムはシンから視線を逸らし、意味もなくテーブルにある貸し出し用のファイルを眺めた。
早くどこかへ行ってくれることを願ったが、シンは自分に近づいてくる。



