一方、アンセムは午後から図書館にいた。
カイにまた手伝いを頼まれたのだ。
結局、今日もテラスと連絡をとっていない。
ミユウと朝食を食べた後、電話をしてみようかと思ったが、薬学の授業の日だと思い出してやめたのだ。
今日はカウンターを頼まれた。
カイは込み入った仕事があるからと、奥の部屋に篭っている。
珍しく平行して他の仕事を頼まれていないので、人が来なければ暇である。
アンセムは何とはなしに、いつもテラスが座っていた席を眺めた。
テラスに会いたい。
だけど行動に移せない。
ミユウと一緒に過ごす時間は結構快適だった。
わだかまりが残るかと懸念していたが、会話を重ねることで、むしろ以前より親しくなれたように思う。当然異性としてではなく、友人として。
不思議な感覚だった。
当時はミユウからの好意をヒシヒシと感じていたし、テラスと出会う前は、自分の中でも一番特別な存在に近かった。
しかし、当時はこんなに心を曝け出す会話をしていなかったように思う。
お互いに別の人を好きになって、一人の友人として接するようになると、ミユウはとても話しやすい相手だった。
それは、お互い体まで深く知り合ったからだろうか。
価値観に共通する部分が多いからかもしれない。
距離を取る前から、ミユウの気持ちは割と簡単に察することができた。
今なにをしてほしいのか、どんな言葉を求めているのか。
カイにまた手伝いを頼まれたのだ。
結局、今日もテラスと連絡をとっていない。
ミユウと朝食を食べた後、電話をしてみようかと思ったが、薬学の授業の日だと思い出してやめたのだ。
今日はカウンターを頼まれた。
カイは込み入った仕事があるからと、奥の部屋に篭っている。
珍しく平行して他の仕事を頼まれていないので、人が来なければ暇である。
アンセムは何とはなしに、いつもテラスが座っていた席を眺めた。
テラスに会いたい。
だけど行動に移せない。
ミユウと一緒に過ごす時間は結構快適だった。
わだかまりが残るかと懸念していたが、会話を重ねることで、むしろ以前より親しくなれたように思う。当然異性としてではなく、友人として。
不思議な感覚だった。
当時はミユウからの好意をヒシヒシと感じていたし、テラスと出会う前は、自分の中でも一番特別な存在に近かった。
しかし、当時はこんなに心を曝け出す会話をしていなかったように思う。
お互いに別の人を好きになって、一人の友人として接するようになると、ミユウはとても話しやすい相手だった。
それは、お互い体まで深く知り合ったからだろうか。
価値観に共通する部分が多いからかもしれない。
距離を取る前から、ミユウの気持ちは割と簡単に察することができた。
今なにをしてほしいのか、どんな言葉を求めているのか。



