「あ!おい!テラス、また会話終了しようとしてるだろ」
食い下がるシン。
「うん」
参考書から目を離さず頷くテラス。
もう噂話はうんざりだ。授業に集中したい。
「何平然としてるんだよ。色男の彼女はテラスだろ。黙ってていいのかよ」
それでも食い下がるシン。
「いいの」
短く応対するテラス。
「だから、なんでだよ」
「もう!うるさいなぁ!」
声を荒げるテラス。
教室にチラホラと来ていた仲間たちからの視線が集まる。
シンは驚いていた。
「なにイライラしてるんだよ。珍しいじゃねーか」
怒鳴られたことに対して、怒りより驚きが勝る。
「ごめん…」
慌てて謝るテラス。
本当に、なぜこんなにもイライラするのか。
自分やアンセムにまつわる噂に振り回されているのだろうか。
「もしかして、また嫌がらせ受けてんのか?」
そう聞かれて、テラスの顔は強張った。
表情の変化だけですべてを察するシン。
「そうなのかよ…」
「でも大丈夫。対策は打ってあるから」
「本当に大丈夫かぁ?」
シンはまじまじとテラスの顔を覗き込んだ。
「今日も部屋まで送ってやるよ」
「大丈夫だって」
「人の親切無下にするもんじゃねーぜ」
「シンの親切、見返りが恐い」
「へへ。倍返しで頼むぜ」
「イヤ」
「いいから送られとけ」
そしてシンはペシっとテラスの頭を軽く叩くと自分の席へ戻った。
シンはシンなりに、随分と心配してくれているようだ。
テラスはシンの気持ちを嬉しく感じた。
同時に、イライラが少し治まる。
あんなつまらない噂、くだらない女の子たちに自分の気持ちを掻き乱されてなるものか。冷静さを取り戻さなければ。
授業が終わると、仲間達と中央施設で昼食を食べた。
その後、シンは宣言通りテラスを部屋まで送ってくれた。
食い下がるシン。
「うん」
参考書から目を離さず頷くテラス。
もう噂話はうんざりだ。授業に集中したい。
「何平然としてるんだよ。色男の彼女はテラスだろ。黙ってていいのかよ」
それでも食い下がるシン。
「いいの」
短く応対するテラス。
「だから、なんでだよ」
「もう!うるさいなぁ!」
声を荒げるテラス。
教室にチラホラと来ていた仲間たちからの視線が集まる。
シンは驚いていた。
「なにイライラしてるんだよ。珍しいじゃねーか」
怒鳴られたことに対して、怒りより驚きが勝る。
「ごめん…」
慌てて謝るテラス。
本当に、なぜこんなにもイライラするのか。
自分やアンセムにまつわる噂に振り回されているのだろうか。
「もしかして、また嫌がらせ受けてんのか?」
そう聞かれて、テラスの顔は強張った。
表情の変化だけですべてを察するシン。
「そうなのかよ…」
「でも大丈夫。対策は打ってあるから」
「本当に大丈夫かぁ?」
シンはまじまじとテラスの顔を覗き込んだ。
「今日も部屋まで送ってやるよ」
「大丈夫だって」
「人の親切無下にするもんじゃねーぜ」
「シンの親切、見返りが恐い」
「へへ。倍返しで頼むぜ」
「イヤ」
「いいから送られとけ」
そしてシンはペシっとテラスの頭を軽く叩くと自分の席へ戻った。
シンはシンなりに、随分と心配してくれているようだ。
テラスはシンの気持ちを嬉しく感じた。
同時に、イライラが少し治まる。
あんなつまらない噂、くだらない女の子たちに自分の気持ちを掻き乱されてなるものか。冷静さを取り戻さなければ。
授業が終わると、仲間達と中央施設で昼食を食べた。
その後、シンは宣言通りテラスを部屋まで送ってくれた。



