朝、目を覚ましたテラスはまず洗面所の鏡に直行した。
自分の顔を確認する。
顔の腫れは随分目立たなくなっていた。だけど、まだ少し赤みが残っている。
(アンセムは気付いちゃうかな…)
テラスは悩んで悩んで、アンセムに会いに行くのやめた。
そして、アイリからの誘いも断り、テラスは1日部屋に閉じこもった。
何もする気が起きず、ダラダラと横になって過ごす。
結局、この日はアンセムからの連絡はなく、テラスも何もしなかった。
テラスが1人部屋で塞いでいることなどアンセムは知るはずもない。
今日もアンセムはミユウと朝食を食べていた。
「そう、昨日連絡とれたの。良かったわね」
「ああ…」
「歯切れ悪いのね。ヤキモチでも焼かれちゃった?」
「逆だよ」
アンセムは自嘲した。
「逆?」
「テラスは全然平気みたいだ。ミユウに礼を言わなければと言っていたよ」
「それ、テラスの本心かしら?」
「さぁ…」
首を傾げるアンセム。
自分の顔を確認する。
顔の腫れは随分目立たなくなっていた。だけど、まだ少し赤みが残っている。
(アンセムは気付いちゃうかな…)
テラスは悩んで悩んで、アンセムに会いに行くのやめた。
そして、アイリからの誘いも断り、テラスは1日部屋に閉じこもった。
何もする気が起きず、ダラダラと横になって過ごす。
結局、この日はアンセムからの連絡はなく、テラスも何もしなかった。
テラスが1人部屋で塞いでいることなどアンセムは知るはずもない。
今日もアンセムはミユウと朝食を食べていた。
「そう、昨日連絡とれたの。良かったわね」
「ああ…」
「歯切れ悪いのね。ヤキモチでも焼かれちゃった?」
「逆だよ」
アンセムは自嘲した。
「逆?」
「テラスは全然平気みたいだ。ミユウに礼を言わなければと言っていたよ」
「それ、テラスの本心かしら?」
「さぁ…」
首を傾げるアンセム。



