(ここから出てきたのか…)
妙に納得してしまうテラス。
手を離されたらいつでも速攻で逃げ出そうと企んでいた。
当然かぎは閉められている。逃げ出すのに何秒くらい必要だろうか。
部屋には自分を引きずり込んだ女以外に3人いた。全員テラスの知らない顔だ。
「アンセムの部屋に何の用?」
もともとこの部屋にいた女が憎憎しげに睨みながらテラスに詰問した。
「どうしてあなたに言わなければいけないの?」
素朴な疑問をそのまま口にするテラス。
それが相手の逆鱗に触れたようだ。
その女は手を振り上げた。
(ヤバイ!)
テラスは振り下ろされた手をさっと避ける。
「ちゃんと押さえててよ!」
ヒステリーに他の女の子たちに叫ぶ女。
慌ててテラスを取り押さえようとする女の子達。
当然逃げまくるテラス。
だが惜しい。出口方向に1人いるため、部屋の奥へ逃げるかたちになってしまい、結局捕まってしまった。
両腕を押さえられ、身動きがとれなくなったテラスに、もう一度女は手を振り下ろした。
バシッ!
頬に平手打ちされるテラス。
「ふんっ」
女は少し満足したようだ。
「あんたなんかがアンセムに近づくなんて、彼の格を下げるだけなのよ」
そして喋りだす女。
「やっぱりアンセムにはミユウのような美しい人が似合うわ。
復縁したそうじゃない、あの2人。
あなたも悪あがきせず、さっさと身を引きなさい」
テラスはあまりにも典型的なイジメを自分がされている現実に、なんだか笑いたくなってきた。
なんなんだ。この女は。
あからさまな嫌がらせをする人が実在することに驚きだった。
妙に納得してしまうテラス。
手を離されたらいつでも速攻で逃げ出そうと企んでいた。
当然かぎは閉められている。逃げ出すのに何秒くらい必要だろうか。
部屋には自分を引きずり込んだ女以外に3人いた。全員テラスの知らない顔だ。
「アンセムの部屋に何の用?」
もともとこの部屋にいた女が憎憎しげに睨みながらテラスに詰問した。
「どうしてあなたに言わなければいけないの?」
素朴な疑問をそのまま口にするテラス。
それが相手の逆鱗に触れたようだ。
その女は手を振り上げた。
(ヤバイ!)
テラスは振り下ろされた手をさっと避ける。
「ちゃんと押さえててよ!」
ヒステリーに他の女の子たちに叫ぶ女。
慌ててテラスを取り押さえようとする女の子達。
当然逃げまくるテラス。
だが惜しい。出口方向に1人いるため、部屋の奥へ逃げるかたちになってしまい、結局捕まってしまった。
両腕を押さえられ、身動きがとれなくなったテラスに、もう一度女は手を振り下ろした。
バシッ!
頬に平手打ちされるテラス。
「ふんっ」
女は少し満足したようだ。
「あんたなんかがアンセムに近づくなんて、彼の格を下げるだけなのよ」
そして喋りだす女。
「やっぱりアンセムにはミユウのような美しい人が似合うわ。
復縁したそうじゃない、あの2人。
あなたも悪あがきせず、さっさと身を引きなさい」
テラスはあまりにも典型的なイジメを自分がされている現実に、なんだか笑いたくなってきた。
なんなんだ。この女は。
あからさまな嫌がらせをする人が実在することに驚きだった。



