超人気美男子の彼女になった平凡女は平和な交際を求めて苦悩する

「そんな事態になってたのか!?」

驚くタキノリ。

「テラス、それで良かったの?」

気遣うアイリ。

「う~ん…2週間は長いなって思ったけど、それくらいした方がいいのかな、とも思ったし。
別に、絶対会っちゃダメってわけでもないし、とりあえずだから、いいかなって思って」

「なんか言い訳が多いわね」

「ミユウさんとのことも、何か理由があるんだと思うんだよね。後で電話して聞いてみるよ」

「大丈夫か?俺聞いてきてもいいぞ」

テラスが心配なタキノリ。友人として助けてあげたいと思った。

「ありがと、タキノリ。自分で聞くから大丈夫だよ」

「そっか…全くなにやってんだよ、アンセムさんは」

憤りを感じるタキノリ。

「テラス、俺も暇な時は一緒にいてやるから、あんまり1人でフラフラ出歩かない方がいいぜ」

「あはは、大丈夫だよ」

「そうかしら?テラスと一緒に寮にいると、痛~い視線結構感じるけど」

「いっそ、公にすればいいんじゃねーの?正式に彼女だってわかれば、文句も言えなくなるだろうに。変に気を回す必要もなくなるし」

「それで諦めてくれるような人なら、嫌がらせなんて最初からしないと思うわよ」

タキノリの提案にアイリが突っ込む。

「前みたいにまたすぐ噂も落ち着くよ。2人とも、ありがとう」

「当事者が一番楽観的ね。食べたら一度部屋に戻る?電話するんでしょう?」

「うん。そうする」

「俺も行くぜ」