それから結衣と麗は普通に喋るようになった。 あるとき,結衣は麗を呼び出した。 裏切られるのかな? そんな思いもあったけど、結衣は友達だもん! 麗は結衣の呼びだされた場所(屋上)へ向かった。 理由はきっと、先生に見つからないから。 それに、屋上は鍵がかかってないから。 長い階段をのぼると、暗い顔をした結衣がいた。 『結衣どうしたの?』 結衣は泣きそうな顔だった。