私は、長井結衣!
ある朝,結衣の下駄箱の中に【☆ゆーへ☆】と書かれた手紙があった。
誰が書いたか不明…でも
私をゆーなんて呼ぶのは彩華しかいなかった。
【ゆーって麗の事好き?
嫌いだよね?
うちは、大っ嫌い。
みんな麗を嫌ってるんだよ。
だからさ、ゆーもうちらに協力してよ。
それは、朝みんなが麗の下駄箱、靴の中、机の中、ロッカーに手紙を送る事にしたの。
内容は、“麗ウザい”“麗死ね”“麗キモい”とか、自分で考えてだしてね☆
誰がだしてないかすぐわかるから。
ねっ、親友でしょ?
☆親友より☆】
麗は別に悪い人じゃない。
けど…ださなきゃ後がこわい。
んっ?
そこにはもう一通手紙が入っていた。
ごめんっ麗。
こうして結衣は麗に手紙をかいた。
【麗へ
麗、ウザい】
これしか書けない…