『はずき、凜呼おはよぉ~』
『おはよ…』

『はずき、凜呼どうしたの?』
『別に…』

も、元気がないのではなく、差別だった。
それに麗はうすうす気付いていた…




彩華に相談したのはあれから①週間たった日だった。
そのころは、女子とは彩華と結衣としか喋らなくなっていた。
『彩華…
最近みんな麗を無視してる気がするの。
どうしてかなぁ?
やっぱり、あの事で…』
『麗…
みんな麗のてきだよ。
うちもね…
もぅ、終りだよ。
圭斗とまだ付き合ってるでしょ。
ひどいよ…』
『ごめんね…
付き合うなんて思ってなかったの。
許して…
お願い。
無視だけで十分でしょ?』
『えっ?許してほしい?じゃぁぁ、わかれたら、許してあげる。
圭斗に嫌いって言ったら許してあげる。』
ひどい…
『麗は、彩華を信じてたのに…』
『うちだって、麗を信じてたんだよ。
だから告白を協力してもらった。
なのに…麗は裏切った。
だからだよ。
その刑がくらったの。
自業自得なんだよっ。』

頭が真っ白になった。








麗はね、あおと付き合えて幸せ。

でも幸せってなんなのかな?

今の麗は幸せなのかな?

もし、麗はあおと付き合ってなかったらきっと、後悔して不幸せになっていた。

でも、OKしなかったら今頃、彩華と何事もなく友達でいれて、幸せだった。

どっちをとれば良かったの?

恋愛? 友情?

今の麗には分かんない。

きっと大きくなっても分かんない問題だと思う。