はずき、凜呼がつめたくなったリユウ…
それは、“麗が圭斗と付き合っている”
と言った放課後のことだった。
『やっぱりあの②人付き合ってたんだね』
『うち…
圭斗に告ったの…』
そう言ったのは彩華だった。
『朝言ってたのって…』
『そうだよ。
うちが告ってから、麗…
グスンッ。』
彩華が泣いた。
『彩華…
麗ひどいね。
フラれたの分かってOKしたんでしょ?
ムカつくねぇ。』
人間は不思議。
誰か①人があの子嫌いって言うだけで、みんなその子を嫌いになってしまうんだ…
かばう人は、ハブカレル。
『麗、ウザいね。
みそこなった。
うちらは、彩華の味方だよ!』
『みんなっ、ありがとう…』
《麗のいじめスタート》



