「恋と強欲」 人は自分にはないものを欲しがる、それ、本当だとしたら私を溺れさせたあの人はなんだったのかな。 あの人は自分を着飾ることに夢中だった、そこに私を埋め込んだんだよ。 他にも女がいたのかな、なんて今になっても聞けない。だってまるでアクセサリーの宝石を埋め込む様な作業に思えたんだもの。 そしたら私って宝石に例えたら何だったの、ちょっと笑えちゃう。 ただ言えるのは、あの人も周りの言葉に応えることに必死だった。 応えるというより…飲み込まれないように。