怯えた声がするほうへ視線を寄こすと、瞳ちゃんが小刻みに震えながら、呆然と私を見つめていた。
『瞳ちゃ……』
声をかけて一歩近づく私に、瞳ちゃんの顔色が真っ青を通り越して白くなる。
『こ……、来ないで!』
ガタガタふるえながら甲高い悲鳴を上げた瞳ちゃんは、私から数歩後ずさると、きびすを返して一目散に走り去っていった。
さっきまであんなに楽しく笑い合っていたのに。次のライブも一緒に行こうって約束したのに。でも、私から逃げ出した瞳ちゃんがどんなに怖がっていたかと思うと、追い駆けることはできなかった。
これは自業自得。正義感のまま突っ走って、超能力を使った私が悪いんだ。
今さら反省しても遅いけど、自分の仕出かした行動を悔やむことしかできなかった。
でも、私の罰はこれだけでは終わらなかった。
『瞳ちゃ……』
声をかけて一歩近づく私に、瞳ちゃんの顔色が真っ青を通り越して白くなる。
『こ……、来ないで!』
ガタガタふるえながら甲高い悲鳴を上げた瞳ちゃんは、私から数歩後ずさると、きびすを返して一目散に走り去っていった。
さっきまであんなに楽しく笑い合っていたのに。次のライブも一緒に行こうって約束したのに。でも、私から逃げ出した瞳ちゃんがどんなに怖がっていたかと思うと、追い駆けることはできなかった。
これは自業自得。正義感のまま突っ走って、超能力を使った私が悪いんだ。
今さら反省しても遅いけど、自分の仕出かした行動を悔やむことしかできなかった。
でも、私の罰はこれだけでは終わらなかった。


