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やっぱり私と昴くんって、傍から見たら付き合ってないように見えるのかな……？
午後の授業中。昼休みに藤崎くんに言われた言葉が、喉に刺さった魚の小骨のように引っかかって離れなかった。
昴くんの嘘も、どこかリアリティに欠ける気がしたし……・
でも、どうやら私以上にそのことで悩んでいる人がもう一人いるみたいだった。
「茉紘。今日の午後、ずっと考えてたんだけどさ」
終礼後。帰り支度をしている私に、昴くんが険しい顔でひそひそと話しかけてきた。
やっぱり私と昴くんって、傍から見たら付き合ってないように見えるのかな……？
午後の授業中。昼休みに藤崎くんに言われた言葉が、喉に刺さった魚の小骨のように引っかかって離れなかった。
昴くんの嘘も、どこかリアリティに欠ける気がしたし……・
でも、どうやら私以上にそのことで悩んでいる人がもう一人いるみたいだった。
「茉紘。今日の午後、ずっと考えてたんだけどさ」
終礼後。帰り支度をしている私に、昴くんが険しい顔でひそひそと話しかけてきた。
