ワケあり転校生×総長さまの甘くてキケンな溺愛契約⁉

「……びっくりした。急にテレパシーを送ってくるなんて、どうした?」

「ごめんごめん。昴くんがニヤニヤしてたから、気になってつい」

「当たり前だろ。かわいい彼女と一緒に手をつないで歩いてるんだ。ずっと願ってたことが叶ったんだ。ニヤニヤくらいするよ」

「かっ、かわいい彼女って……」

「そんなの、茉紘しかいないだろ」

 真夏の太陽が照り付けているのに。昴くんは私の顔を火照らせ、心臓をドキドキさせる言葉をさらりと言ってのける。

「茉紘。学校を卒業しても、大人になっても、こうして俺と手をつないでくれよ。これから先の人生も、ずっと一緒にいたいから」

「その言葉……、なんだかプロポーズみたいだね」

「正真正銘のプロポーズだよ」

 昴くんはそう言って、私の唇にそっとキスを落とした。

「茉紘、俺と結婚して、ずっと一緒にいて欲しい」

「私のほうこそ、喜んで」