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瞳ちゃんとの食事会が終わったあとの、穏やかな昼下がり。私と昴くんは外に出ていた。
海の方から吹いてくる、少し涼しくて心地良い風に髪をなびかせながら、手をつないで歩道を歩く。
「なんだか夢でも見てるみたいだな」
ふと、昴くんが独り言を呟いた。横顔をそっとのぞくと、幸せに浸かっているかのような、柔らかな笑みを浮かべていた。
いつもはきりっとした口元が、今日は珍しくゆるんでいる。
(どうしたの? ニヤニヤして)
ちょっかいのつもりでテレパシーを送ると、昴くんが目を丸くして私を見つめた。
瞳ちゃんとの食事会が終わったあとの、穏やかな昼下がり。私と昴くんは外に出ていた。
海の方から吹いてくる、少し涼しくて心地良い風に髪をなびかせながら、手をつないで歩道を歩く。
「なんだか夢でも見てるみたいだな」
ふと、昴くんが独り言を呟いた。横顔をそっとのぞくと、幸せに浸かっているかのような、柔らかな笑みを浮かべていた。
いつもはきりっとした口元が、今日は珍しくゆるんでいる。
(どうしたの? ニヤニヤして)
ちょっかいのつもりでテレパシーを送ると、昴くんが目を丸くして私を見つめた。


