「じゃあ、RegulusやMonoceros、Antaresまで襲撃していたのは……」
「きみと一ノ瀬昴がぼくにしたことへの連帯責任として、彼らにも痛い目に遭ってもらった、ってわけ」
関係ない人たちを巻き込んでおいて被害者面するなんて……天堂くんに対して、怒りを通り越して呆れてくる。
しかも、私と昴くんを悪者にしているみたいだけど、天堂くんに復讐されるようなことはしていない。
むしろ今まで、Labyrinthのしっぽをつかめないまま翻弄され続けていた記憶しかないんだ。
「逆じゃない? 天堂くんが私たちに嫌がらせしてただけでしょう?」
「とぼけるな!」
天堂くんが眉間にシワを寄せて私を怒鳴りつける。こちらを睨む彼の瞳には、どす黒く濁った憎しみが渦巻いていた。
「きみと一ノ瀬昴がぼくにしたことへの連帯責任として、彼らにも痛い目に遭ってもらった、ってわけ」
関係ない人たちを巻き込んでおいて被害者面するなんて……天堂くんに対して、怒りを通り越して呆れてくる。
しかも、私と昴くんを悪者にしているみたいだけど、天堂くんに復讐されるようなことはしていない。
むしろ今まで、Labyrinthのしっぽをつかめないまま翻弄され続けていた記憶しかないんだ。
「逆じゃない? 天堂くんが私たちに嫌がらせしてただけでしょう?」
「とぼけるな!」
天堂くんが眉間にシワを寄せて私を怒鳴りつける。こちらを睨む彼の瞳には、どす黒く濁った憎しみが渦巻いていた。


