名前を呼ぶ声にハッと我に返ると、昴くんが私の体を支えてくれていた。
「大丈夫か⁉ 急にふらついたからびっくりしたぞ」
「見えた……」
「え?」
「今、未来の私の姿が見えたの」
震える声で告げたあと、私は見たものを昴くんに話した。
昴くんはおどろき、「マジかよ……」と顔を歪ませる。
「他に何か見えなかったか? 茉紘をそんな目に遭わせた犯人の顔とか」
「ううん、まったく……。でも、たぶんやったのはLabyrinthだと思う。ほら、これ見て」
そう言って、昴くんにカードの裏の文字を見せた。
「大丈夫か⁉ 急にふらついたからびっくりしたぞ」
「見えた……」
「え?」
「今、未来の私の姿が見えたの」
震える声で告げたあと、私は見たものを昴くんに話した。
昴くんはおどろき、「マジかよ……」と顔を歪ませる。
「他に何か見えなかったか? 茉紘をそんな目に遭わせた犯人の顔とか」
「ううん、まったく……。でも、たぶんやったのはLabyrinthだと思う。ほら、これ見て」
そう言って、昴くんにカードの裏の文字を見せた。


