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藤崎くんと御子柴くんを追ってたどり着いたのは、学校から歩いてすぐ近くのに人通りの少ない裏通りだった。
「総長、こっちです!」
さっき藤崎くんに電話をかけたのだろうか。Monocerosのメンバーと思しき男の子が、こちらに向かって手を振っている。
「何があった?」
藤崎くんが声をかけると、男の子はやるせなさそうに、絞り出すように答えた。
「俺たちがこの通りを歩いてたら、よそのチームに喧嘩を売られて……」
「よそのチーム? そいつらに見覚えある? てか、制服は⁉」
「それが……、すみません。全員黒いパーカーにフードを深くかぶっていて、どこの学校ところか顔すらもわからなくて……」
「で、きみと一緒に襲われた二人は……?」
藤崎くんに聞かれた男の子はうつむくと、路地の入り口を指差した。
ここで何が起きたんだろう。おそるおそる路地をのぞき込むと――。
藤崎くんと御子柴くんを追ってたどり着いたのは、学校から歩いてすぐ近くのに人通りの少ない裏通りだった。
「総長、こっちです!」
さっき藤崎くんに電話をかけたのだろうか。Monocerosのメンバーと思しき男の子が、こちらに向かって手を振っている。
「何があった?」
藤崎くんが声をかけると、男の子はやるせなさそうに、絞り出すように答えた。
「俺たちがこの通りを歩いてたら、よそのチームに喧嘩を売られて……」
「よそのチーム? そいつらに見覚えある? てか、制服は⁉」
「それが……、すみません。全員黒いパーカーにフードを深くかぶっていて、どこの学校ところか顔すらもわからなくて……」
「で、きみと一緒に襲われた二人は……?」
藤崎くんに聞かれた男の子はうつむくと、路地の入り口を指差した。
ここで何が起きたんだろう。おそるおそる路地をのぞき込むと――。


