ワケあり転校生×総長さまの甘くてキケンな溺愛契約⁉

「俺はかまわない」

 最初に答えたのは昴くんだった。

「俺もそろそろ決着をつけたいと思っていた。ちょうどいいタイミングだ」

「いいね。おれも賛成」

 藤崎くんも乗り気だ。

「このへんでいったん馴れ合いを終わらせて、派手にやり合うのも悪くないかもね」

 不敵な笑みを浮かべる三人の総長たち。三者の間にバチバチと火花が散っているように見えたのは、きっと私の気のせいじゃない。

 これからどうやってトップ争いの決着をつけていくんだろう。

 交戦? 奇襲? 想像する限り物騒な単語ばかりで怖いけど、何故か胸がドキドキしている自分もいる。

「それじゃあ――」と御子柴くんが話を進めようとしたそのとき。会議室にスマホの着信音が鳴り響いた。