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「茉紘、一ノ瀬総合病院って知ってるか?」
昴くんの胸の中で、聞き覚えのあるその病院の名前を耳にしたとたん、私はコクンとうなずいた。
「うん。この駅の近くにあるかなり大きな病院だよね。それがどうかしたの?」
「おどろくかもしれないけど……実は俺、そこの院長の息子なんだ」
「ええっ⁉」
衝撃的な告白に、私はがばっと顔を上げた。
「院長の息子……じゃあ、昴くんは御曹司ってこと⁉」
「ああ」
……やっぱり。名家のお嬢様と婚約するぐらいだから、昴くんはいいところの御曹司だろうと予想していたけど、まさかそこまでとは。
そう思うと、彼から漂う気品の良い雰囲気や、放課後デートにホテルレストランのアフタヌーンティーを予約しようとした世間ズレした行動にも納得がいく。
「す、すごい……! じゃあ、昴くんはお医者さんになって、お父さんのあとを継ぐってこと⁉」
「茉紘、一ノ瀬総合病院って知ってるか?」
昴くんの胸の中で、聞き覚えのあるその病院の名前を耳にしたとたん、私はコクンとうなずいた。
「うん。この駅の近くにあるかなり大きな病院だよね。それがどうかしたの?」
「おどろくかもしれないけど……実は俺、そこの院長の息子なんだ」
「ええっ⁉」
衝撃的な告白に、私はがばっと顔を上げた。
「院長の息子……じゃあ、昴くんは御曹司ってこと⁉」
「ああ」
……やっぱり。名家のお嬢様と婚約するぐらいだから、昴くんはいいところの御曹司だろうと予想していたけど、まさかそこまでとは。
そう思うと、彼から漂う気品の良い雰囲気や、放課後デートにホテルレストランのアフタヌーンティーを予約しようとした世間ズレした行動にも納得がいく。
「す、すごい……! じゃあ、昴くんはお医者さんになって、お父さんのあとを継ぐってこと⁉」


