ワケあり転校生×総長さまの甘くてキケンな溺愛契約⁉

 目の前にあるローテーブルに、大きな本が置かれていた。

 アルバムかな……? でも、表紙のデザインが豪華過ぎるし、かなり薄っぺらい。

 これ、何だろう? なんとなく私が触っちゃいけない気がするけれど……。そんなことを考えてたら、余計に内容が気になって仕方なくなってきた。

 でも、昴くんはさっき、『部屋にある本は好きに読んでいい』って言ってたし……って、自分に都合良く考え過ぎでしょ! やっぱり見るのは諦めようか……。

 いや、私には超能力がある。とりあえず、アルバムに触らずに中を見るだけならいいよね……?

 アルバムに手をかざし、まばたきを止めて目を凝らす。

 この方法で発動する私の超能力――透視は人や動物には使えないけど、物体なら中身をのぞけることができるんだ。

 しばらくすると、アルバムの表紙から何かが見えてくる。最初はぼんやりとしていたけど、だんだんはっきりと見えてきたのは――。

「えっ⁉ これって……」