「そんなことより、腹減ってないか?」
言われてみれば、お腹がぐーっとなる音が聞こえてきた。
そういえば瞳ちゃんとカフェにいたとき、ドリンクしか注文してなかったっけ。そりゃあ、お腹が鳴って当然だ。
「とりあえず、何か食うか? なんなら俺が作るけど」
「いいの⁉」
「ああ。そろそろ夕飯にしようと思ってたところだしな。リクエストがあるなら聞くけど」
そう言われて頭に浮かんだのは、ふわふわの黄色いオムレツの上に赤いケチャップがかかったオムライスだった。
「なら、オムライスでいい?」
「わかった。じゃあ俺、作ってくるよ。その間、俺の部屋でゆっくりしといてくれよ」
「う、うん……」
私はコクコクとうなずくと、昴くんに案内されて、彼の自室にお邪魔した。
「部屋にある本は好きに読んでいいからな」と昴くんが言ってドアを閉めたあと。私は近くのソファにそっと腰を下ろした。
――私、今、昴くんの部屋にいるんだ……。そう思うだけで心がそわそわして落ち着かない。
ううっ、心臓までドキドキしてきた……。このままじゃ持たないから、冷静になるために本を読もう。
そう決めて、本棚に近づこうとソファから立ち上がろうとしたそのとき。
「ん? 何あれ……?」
言われてみれば、お腹がぐーっとなる音が聞こえてきた。
そういえば瞳ちゃんとカフェにいたとき、ドリンクしか注文してなかったっけ。そりゃあ、お腹が鳴って当然だ。
「とりあえず、何か食うか? なんなら俺が作るけど」
「いいの⁉」
「ああ。そろそろ夕飯にしようと思ってたところだしな。リクエストがあるなら聞くけど」
そう言われて頭に浮かんだのは、ふわふわの黄色いオムレツの上に赤いケチャップがかかったオムライスだった。
「なら、オムライスでいい?」
「わかった。じゃあ俺、作ってくるよ。その間、俺の部屋でゆっくりしといてくれよ」
「う、うん……」
私はコクコクとうなずくと、昴くんに案内されて、彼の自室にお邪魔した。
「部屋にある本は好きに読んでいいからな」と昴くんが言ってドアを閉めたあと。私は近くのソファにそっと腰を下ろした。
――私、今、昴くんの部屋にいるんだ……。そう思うだけで心がそわそわして落ち着かない。
ううっ、心臓までドキドキしてきた……。このままじゃ持たないから、冷静になるために本を読もう。
そう決めて、本棚に近づこうとソファから立ち上がろうとしたそのとき。
「ん? 何あれ……?」


