ワケあり転校生×総長さまの甘くてキケンな溺愛契約⁉

「うん、ありがとう」

 温かいシャワーを浴びただけなのに、のぼせたみたいに顔がかーっと熱くなる。

「いいって。まあ、とりあえず俺の部屋でゆっくりしてってよ。好きなだけいてくれてかまわないから」

「いいの? 親御さんに迷惑じゃない?」

「うちの両親、仕事が忙しくてほとんど家に帰って来ないから」

 そう答えた昴くんの表情に、ほんの一瞬影が差した。

 ――どうしたんだろう? 不安になって昴くんの顔をのぞき込もうとしたそのとき。