ワケあり転校生×総長さまの甘くてキケンな溺愛契約⁉

     ◆

 駅ビルの中にあるお洒落なカフェにたどり着くなり、瞳ちゃんは私を個室に案内してくれた。

 注文したアイスカフェラテのグラスが汗をかき始める中、私は黙って瞳ちゃんが話し始めるのを今かいまかと待っていると。

「茉紘って、一ノ瀬昴くんと付き合ってるの?」

 ――えっ? どうして瞳ちゃんが昴くんのことを知ってるんだろう……?

「正直に答えて。本当に付き合ってない? ただの友達?」

 戸惑う私に、瞳ちゃんが身を乗り出して詰め寄ってくる。

「う、うん……」

 あまりの気迫に圧倒されて、私はコクコクと首を縦に振った。実際、昴くんと付き合ってないし。