(※投稿当時のまま掲載)
『すべてはあの花のために』全10巻。お手に取って頂き、本当にありがとうございました。
改めまして。作者の こい と申します。
楽しんで頂けましたでしょうか。
長い間お付き合い頂き、本当に感謝で胸がいっぱいです。
事前に申し上げると、『あとがき』が長くなっています。
今までのことも詰めて話しているので、読んで頂けると嬉しいです。
何からまず話をしようと考えた末、とりあえず第❽❾❿巻を語らねばいけないなと。
『日向』目線で描かれる、『すべ花』の完全裏側。
実はこんなことがありました。彼自身の隠し事も全てさらけ出させてもらったので、声を大にして言いたい。『ざまあみろ』と。
実は裏でいろんなことをしていたストーカー癖が否めない彼でしたが、作者は『マジでイケメンだな、こいつ』と思っていました。
覚悟して読んで頂けましたか?面倒臭い性格していましたでしょう、彼。
そんな性格や彼が隠してきたことが理由で、パス機能が付いていた頃はその設定をさせていただいておりました。当時読んでくださっていた読者様には、大変なお手数をお掛けし申し訳ありませんでした。
けれど、彼は彼で自分の中でものすごい葛藤をしていました。
それは、きっと読んで下さった皆様なら、もう語らずともお分かりのことと思います。
ホント、葵とくっついて良かったと思います。葵じゃないと多分無理です。いや、絶対。
『葵』も葵で自分の中に芽生えた想いに悩みながらも、きちんと自覚できて良かったです。
読者様に『誰とくっつくのか』と想像して頂きたくて、『怪盗』や『ルニ』、『神父』の正体を隠しに隠していたわけですが…
作者は隠すことが苦手なので、もしかしたら早い段階で分かっていた方もおられるかも知れませんね。
最後の巻は、主に今まで描かれていなかった話でした。
作者の中で、『嫌いな人は作りたくない』という思いが常にあり、そしてそれが沸々と沸き上がって、最後の巻で溢れに溢れ…
突拍子のない話でしたが、『来美』と『彼方』、彼らのしたことは優しさ上の選択だったのだと。
『薊』も『エリカ』も『実栗』も、してしまったことは許されないけど、元は優しい人だったのだと。
そう思って頂けていたら、しっかり書いてあげられた甲斐があります。
作者は❽❾❿巻を『日向少年の事件簿』または『日向少年の大冒険』と言ってます。
いやホント、彼は世界を救った少年ですよ。逆に、葵を助けるために『世界滅ぼせ』って言われたら、彼なら本当にしかねないですけど…。
葵の運命がとてつもなく、❽❾❿巻は裏話ということで読者様の期待に添えないこともあるだろう、と思っていました。
でも、最後までこうして書き上げることができて、本当に良かったです。
運命についてですが、『紅葉』がまさかの爆弾所持。
そんな隠し事をしてるなんて誰が思ったことでしょう。
でも『優しさたっぷり』なこの作品ですが、『隠し事』はたくさんしてきていました。
葵ももちろん、日向もですが、両親も、梢たちも。そして、最大の『隠し事』は彼女に。どかーん!と投下して頂きました。
きっと、とびっきり心配性で優しいのは紅葉だったのかも知れません。でも『隠し事』もほどほどに。
葵に至っては、ホントのところを知っても、彼女も優しさに定評があるので、責めもせずに笑って「そっか~」とか言うんじゃないかと思います。
今巻のテーマはもちろん【優しい嘘もほどほどに】。
作者は常日頃から、『世間狭っ』と思うことが多々あります。
初めましての方とかでも、実は友達の友達だったりとか。
そんなのもこの作品にぶち込みました。
そうです。一番の被害者は『楓』です。
『紫蘭』とは実は幼なじみであり、学生の頃は『彼方』と『実栗』の友であり、結婚をして『柚子』を生み、社会人になってからは『柊』で働いたあと『皇』で執事をしているというね。何でもありさ、この際。
❽❾❿巻は、日向がどれだけのことをして、そしてどんなことをその時々で思っていたのかを、丁寧に丁寧に書き上げていきました。
彼の場合は本当にその時々で変わりすぎですが、それだけ彼も不安定でした。結局は葵なしでは生きていけないんだろうなと思います。
諸事情によりできない日もありましたが、この『すべてはあの花のために』は毎日更新をしてきました。
新参者であり、物書きとしては本当にど素人。小説を書いていく上でのルールすら知らず、言葉も稚拙なものばかり。
それでも作者は、自分が書きたいように書かせて頂きました。…きっと、『小説』とは呼べないものかも知れません。それでも良いんです。ありのままの妄想の物語を描きたかったので。
表現方法は決まってないと思うんです。自由だと、作者は思います。
もし不快に思う方がおられましたら申し訳ありませんでした。
作者の場合は、その1ページに、どうやって面白さや楽しさ、優しさを詰め込んでいけるか悩みに悩んで…
やりたいようにやって、それを許してくれる優しい皆様に読んで頂けて…。……本当に、感謝の言葉もありません。
そんな心優しい皆様に、何かしらお礼がしたいと思い、毎日更新を続けてきました。皆様の楽しみになれていたら嬉しいです。
大体ひと月で一巻を完結していたので、一日分の更新でもたっぷり。読み応えのあるものをお届けできたのではないかなと、ちょっと思ってます。
ともあれ。こうして『すべてはあの花のために』を書いて書いて書きまくって…
読者様からのご意見やご指摘を参考にしたり、表現が足りなくて付け足したり、書き方を変えたりと、何度も何度も修正を重ねていきました。
誤字には一番気をつけていたのですが、修正中にたくさん発見…。ご指摘下さった皆様、本当にありがとうございます。
はじめ、『すべ花』自体はこんな話ではありませんでした。
いろんなところでも言ってるんですが、書いていく内に妄想が広がって広がって…
現実世界に若干ファンタジーっぽいことがあったら良いのになと良く思うので、きっとそれが『ここ』にぶち込まれたんだと思います。
収拾つかなくなったらどうしようと思っていましたが、最後の最後でやっと地に足着いた感じです。無理矢理感は本当に否めないですが…。
そんなに本とか読まないくせに書こうとしたからこんなことになったんです。全部作者のせいです。ごめんなさい。
ですが、こうしてなんとか書き下ろせたのも、偏に読者様のおかげです。本当にありがとうございます。
恐らく様々なご意見あるかと思います。
小心者のど素人ですので、その辺はご容赦頂きますようお願い致します。
作品を書き上げていく中で、『花』一つ一つに『花言葉』があったり、言葉遣いなどもとても勉強になりしました。
作者は『花』をモチーフにして、登場人物や物語を立ち上げていったのですが……、それもブレにブレて。
それにうちの子たちはホントに自由気ままに動いてしまうので、みんなの暴走を止めるのにも一苦労…。
結局のところ完全に作者の妄想ですが、『今にもこの子たち飛び出してきそうだな』と、いつも書いてて思っていました。
作者が人と話す時、一番気にかけていることがあります。それは『声のトーン』。
文章ではそれを表現するのがなかなか難しくて…。
『言葉』って、難しいですよね。作者は常日頃から思います。
自分はそんな気なくても、受け取り手はもしかしたら、違った意味でそれを捉えてしまうかも知れない。
葵の言葉の言い回しは、どこか遠回りでも相手のことを一番に気遣ったものでした。要は『言い方』ですね。
【こう言って、相手が傷付いてしまわないだろうか】
SNSが普及し、多くの人とコミュニケーションが取れるようになりましたが、決してそれは優しい言葉ばかりではありません。
この作品を通して、一人でも多くの読者様に『言葉の大切さ』を改めて考えて頂けると嬉しいです。
自分の言葉で、相手の心がどう動くのか。
向こうには必ず『誰か』がいることを、どうか忘れないで下さいね。
真面目な話が続いてすみません。
ここは話題を変えて…
お手紙やBLOGへのコメント、イイねやレビュー、キャラ投票からいつも元気と勇気をもらいました。皆様、本当にありがとうございました。
頂いた言葉はどれも嬉しいものばかりで、頑張って書いてみて良かったと思いました。
作者は一番葵ちゃんと結婚したいですね。きっと読者様の中にも大多数なのでは無いかと。
なんと言っても格好いいし!強いし!可愛いし?♡
長々とすみません。
あともう少しだけ、お時間ございましたらお付き合い下さい。
ここまで。作者の作品に、皆様の貴重なお時間を費やして下さって、本当にありがとうございました。
ここまで。作者の、本当に自己満足な話ではありましたが、最後まで読んで下さって、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
毎日書いていくのが楽しみで仕方ありませんでした。『寝たくない』と思った日もあったほどです。
そう思えたのは、作者の作品を待って下さっている読者様の声を頂けていたからだと思います。
なので、読者の皆様にも毎巻楽しみに待って頂けるよう、一際力を入れていたものがあります。
そう『予告』。
マンガとかアニメとか、作者は結構そこをガン見します。次が気になりすぎて。
なので自分がそれを作るってなったら、力が入る入る…
あの『予告』のページはいつでも本気です。
はじめの巻に比べると、徐々に表現方法等の幅が広がり、ほんの少しだけれど、作者も成長できたかなと思います。
ですが、同じような表現が使われているなどの読みにくかったところも多々あったかと思います。
それでもぶっ飛びすぎではありましたが、最後にこうして、葵や日向をはじめ、全員に『幸せの道への第一歩』を踏み出させてあげられたこと。
……本当に、嬉しさで胸がいっぱいです。
それでは。最後に『すべてはあの花のために』について。
まずは物語から。
それはまるで『童話のような物語』。
所々に散りばめた絵本の『挿話』が、物語の核心に触れるお話でした。
葵の運命がとてつもなかったですが、根本は紅葉にあったり、それこそ『望月』にあったり。
現実にありそうでない話…、いや、絶対現実にはないでしょうが、そんなお話にできたら。できていたら良いなと思います。
そして表題。
たくさんの花で溢れた本の中。
何も分からないまま物語は進み、彼女は、彼は、私たちが気付かなかった想いを抱き、そして行動していた。
一度本を閉じ、その『隠された裏側』から覗いてみると、そこには『もうひとつの物語』が描かれていて…
『あの花』とはもちろん『葵』のこと
『あの花』のために『すべて』を投げ打って罪を背負うことを決めた『日向』
『すべてはあの花のために』は『隠された裏側の物語』である第❽❾❿巻こそが、この本の【本当の物語】だったのです。
今までたくさんの辛いことが、苦しいことが、悲しいことがあった分、彼らにはとびきり幸せな未来を送ってもらいたいと思っています。
最後になりましたが、優しさたっぷりで描いてきました、『すべてはあの花のために』。
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。
新参者の作者にとっては初めて書く作品で、ここまで書けたことが、そしてたくさんの読者様、ファンの皆様がいて下さることが、未だに信じられません。
以前からの方も、新しくなって下さった方も、ここまで追いかけて下さって、本当にありがとうございました。
決して文章表現が上手いわけではありません。話自体も、表現も、他の執筆されている方に比べれば相当劣っているのも、きちんと自覚しています。
そんなだからこそ、読者様の読解力や想像力に助けられたところも多いと思います。
それでも、こうして追いかけてきて下さった読者の皆様のおかげで、新参者のど素人ではありましたが、書いてこられたと、心から本当に思っています。
本当に。何度言っても足りなくて…。どう感謝を伝えれば良いのか…。。分からなくてもどかしいくらい、感謝感謝でいっぱいです。
本当に本当に、ありがとうございます。
少しでも。『すべてはあの花のために』を読んで下さったどなたかの心に残っていますように。
たくさん。『すべてはあの花のために』を読んで下さった皆様に幸せな出来事が訪れますように。
作品を読んで、少しでも笑顔になってもらえたなら。
どこか、優しい気持ちになってもらえたなら。
みんなのことが、好きになってもらえたなら。
……これ以上嬉しいことはありません。
いつまでも、みんなのことを温かく見守っていって下さると、もっともっと嬉しいです。
それでは。本当に長い間お付き合い頂き、ありがとうございました。
多くの読者様へ。心からの愛と感謝を――。
こい
そして最後に私から。
『すべてはあの花のために』を愛して下さった皆様へ。
最大級の感謝を込めてお届けします――――
『すべてはあの花のために』全10巻。お手に取って頂き、本当にありがとうございました。
改めまして。作者の こい と申します。
楽しんで頂けましたでしょうか。
長い間お付き合い頂き、本当に感謝で胸がいっぱいです。
事前に申し上げると、『あとがき』が長くなっています。
今までのことも詰めて話しているので、読んで頂けると嬉しいです。
何からまず話をしようと考えた末、とりあえず第❽❾❿巻を語らねばいけないなと。
『日向』目線で描かれる、『すべ花』の完全裏側。
実はこんなことがありました。彼自身の隠し事も全てさらけ出させてもらったので、声を大にして言いたい。『ざまあみろ』と。
実は裏でいろんなことをしていたストーカー癖が否めない彼でしたが、作者は『マジでイケメンだな、こいつ』と思っていました。
覚悟して読んで頂けましたか?面倒臭い性格していましたでしょう、彼。
そんな性格や彼が隠してきたことが理由で、パス機能が付いていた頃はその設定をさせていただいておりました。当時読んでくださっていた読者様には、大変なお手数をお掛けし申し訳ありませんでした。
けれど、彼は彼で自分の中でものすごい葛藤をしていました。
それは、きっと読んで下さった皆様なら、もう語らずともお分かりのことと思います。
ホント、葵とくっついて良かったと思います。葵じゃないと多分無理です。いや、絶対。
『葵』も葵で自分の中に芽生えた想いに悩みながらも、きちんと自覚できて良かったです。
読者様に『誰とくっつくのか』と想像して頂きたくて、『怪盗』や『ルニ』、『神父』の正体を隠しに隠していたわけですが…
作者は隠すことが苦手なので、もしかしたら早い段階で分かっていた方もおられるかも知れませんね。
最後の巻は、主に今まで描かれていなかった話でした。
作者の中で、『嫌いな人は作りたくない』という思いが常にあり、そしてそれが沸々と沸き上がって、最後の巻で溢れに溢れ…
突拍子のない話でしたが、『来美』と『彼方』、彼らのしたことは優しさ上の選択だったのだと。
『薊』も『エリカ』も『実栗』も、してしまったことは許されないけど、元は優しい人だったのだと。
そう思って頂けていたら、しっかり書いてあげられた甲斐があります。
作者は❽❾❿巻を『日向少年の事件簿』または『日向少年の大冒険』と言ってます。
いやホント、彼は世界を救った少年ですよ。逆に、葵を助けるために『世界滅ぼせ』って言われたら、彼なら本当にしかねないですけど…。
葵の運命がとてつもなく、❽❾❿巻は裏話ということで読者様の期待に添えないこともあるだろう、と思っていました。
でも、最後までこうして書き上げることができて、本当に良かったです。
運命についてですが、『紅葉』がまさかの爆弾所持。
そんな隠し事をしてるなんて誰が思ったことでしょう。
でも『優しさたっぷり』なこの作品ですが、『隠し事』はたくさんしてきていました。
葵ももちろん、日向もですが、両親も、梢たちも。そして、最大の『隠し事』は彼女に。どかーん!と投下して頂きました。
きっと、とびっきり心配性で優しいのは紅葉だったのかも知れません。でも『隠し事』もほどほどに。
葵に至っては、ホントのところを知っても、彼女も優しさに定評があるので、責めもせずに笑って「そっか~」とか言うんじゃないかと思います。
今巻のテーマはもちろん【優しい嘘もほどほどに】。
作者は常日頃から、『世間狭っ』と思うことが多々あります。
初めましての方とかでも、実は友達の友達だったりとか。
そんなのもこの作品にぶち込みました。
そうです。一番の被害者は『楓』です。
『紫蘭』とは実は幼なじみであり、学生の頃は『彼方』と『実栗』の友であり、結婚をして『柚子』を生み、社会人になってからは『柊』で働いたあと『皇』で執事をしているというね。何でもありさ、この際。
❽❾❿巻は、日向がどれだけのことをして、そしてどんなことをその時々で思っていたのかを、丁寧に丁寧に書き上げていきました。
彼の場合は本当にその時々で変わりすぎですが、それだけ彼も不安定でした。結局は葵なしでは生きていけないんだろうなと思います。
諸事情によりできない日もありましたが、この『すべてはあの花のために』は毎日更新をしてきました。
新参者であり、物書きとしては本当にど素人。小説を書いていく上でのルールすら知らず、言葉も稚拙なものばかり。
それでも作者は、自分が書きたいように書かせて頂きました。…きっと、『小説』とは呼べないものかも知れません。それでも良いんです。ありのままの妄想の物語を描きたかったので。
表現方法は決まってないと思うんです。自由だと、作者は思います。
もし不快に思う方がおられましたら申し訳ありませんでした。
作者の場合は、その1ページに、どうやって面白さや楽しさ、優しさを詰め込んでいけるか悩みに悩んで…
やりたいようにやって、それを許してくれる優しい皆様に読んで頂けて…。……本当に、感謝の言葉もありません。
そんな心優しい皆様に、何かしらお礼がしたいと思い、毎日更新を続けてきました。皆様の楽しみになれていたら嬉しいです。
大体ひと月で一巻を完結していたので、一日分の更新でもたっぷり。読み応えのあるものをお届けできたのではないかなと、ちょっと思ってます。
ともあれ。こうして『すべてはあの花のために』を書いて書いて書きまくって…
読者様からのご意見やご指摘を参考にしたり、表現が足りなくて付け足したり、書き方を変えたりと、何度も何度も修正を重ねていきました。
誤字には一番気をつけていたのですが、修正中にたくさん発見…。ご指摘下さった皆様、本当にありがとうございます。
はじめ、『すべ花』自体はこんな話ではありませんでした。
いろんなところでも言ってるんですが、書いていく内に妄想が広がって広がって…
現実世界に若干ファンタジーっぽいことがあったら良いのになと良く思うので、きっとそれが『ここ』にぶち込まれたんだと思います。
収拾つかなくなったらどうしようと思っていましたが、最後の最後でやっと地に足着いた感じです。無理矢理感は本当に否めないですが…。
そんなに本とか読まないくせに書こうとしたからこんなことになったんです。全部作者のせいです。ごめんなさい。
ですが、こうしてなんとか書き下ろせたのも、偏に読者様のおかげです。本当にありがとうございます。
恐らく様々なご意見あるかと思います。
小心者のど素人ですので、その辺はご容赦頂きますようお願い致します。
作品を書き上げていく中で、『花』一つ一つに『花言葉』があったり、言葉遣いなどもとても勉強になりしました。
作者は『花』をモチーフにして、登場人物や物語を立ち上げていったのですが……、それもブレにブレて。
それにうちの子たちはホントに自由気ままに動いてしまうので、みんなの暴走を止めるのにも一苦労…。
結局のところ完全に作者の妄想ですが、『今にもこの子たち飛び出してきそうだな』と、いつも書いてて思っていました。
作者が人と話す時、一番気にかけていることがあります。それは『声のトーン』。
文章ではそれを表現するのがなかなか難しくて…。
『言葉』って、難しいですよね。作者は常日頃から思います。
自分はそんな気なくても、受け取り手はもしかしたら、違った意味でそれを捉えてしまうかも知れない。
葵の言葉の言い回しは、どこか遠回りでも相手のことを一番に気遣ったものでした。要は『言い方』ですね。
【こう言って、相手が傷付いてしまわないだろうか】
SNSが普及し、多くの人とコミュニケーションが取れるようになりましたが、決してそれは優しい言葉ばかりではありません。
この作品を通して、一人でも多くの読者様に『言葉の大切さ』を改めて考えて頂けると嬉しいです。
自分の言葉で、相手の心がどう動くのか。
向こうには必ず『誰か』がいることを、どうか忘れないで下さいね。
真面目な話が続いてすみません。
ここは話題を変えて…
お手紙やBLOGへのコメント、イイねやレビュー、キャラ投票からいつも元気と勇気をもらいました。皆様、本当にありがとうございました。
頂いた言葉はどれも嬉しいものばかりで、頑張って書いてみて良かったと思いました。
作者は一番葵ちゃんと結婚したいですね。きっと読者様の中にも大多数なのでは無いかと。
なんと言っても格好いいし!強いし!可愛いし?♡
長々とすみません。
あともう少しだけ、お時間ございましたらお付き合い下さい。
ここまで。作者の作品に、皆様の貴重なお時間を費やして下さって、本当にありがとうございました。
ここまで。作者の、本当に自己満足な話ではありましたが、最後まで読んで下さって、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
毎日書いていくのが楽しみで仕方ありませんでした。『寝たくない』と思った日もあったほどです。
そう思えたのは、作者の作品を待って下さっている読者様の声を頂けていたからだと思います。
なので、読者の皆様にも毎巻楽しみに待って頂けるよう、一際力を入れていたものがあります。
そう『予告』。
マンガとかアニメとか、作者は結構そこをガン見します。次が気になりすぎて。
なので自分がそれを作るってなったら、力が入る入る…
あの『予告』のページはいつでも本気です。
はじめの巻に比べると、徐々に表現方法等の幅が広がり、ほんの少しだけれど、作者も成長できたかなと思います。
ですが、同じような表現が使われているなどの読みにくかったところも多々あったかと思います。
それでもぶっ飛びすぎではありましたが、最後にこうして、葵や日向をはじめ、全員に『幸せの道への第一歩』を踏み出させてあげられたこと。
……本当に、嬉しさで胸がいっぱいです。
それでは。最後に『すべてはあの花のために』について。
まずは物語から。
それはまるで『童話のような物語』。
所々に散りばめた絵本の『挿話』が、物語の核心に触れるお話でした。
葵の運命がとてつもなかったですが、根本は紅葉にあったり、それこそ『望月』にあったり。
現実にありそうでない話…、いや、絶対現実にはないでしょうが、そんなお話にできたら。できていたら良いなと思います。
そして表題。
たくさんの花で溢れた本の中。
何も分からないまま物語は進み、彼女は、彼は、私たちが気付かなかった想いを抱き、そして行動していた。
一度本を閉じ、その『隠された裏側』から覗いてみると、そこには『もうひとつの物語』が描かれていて…
『あの花』とはもちろん『葵』のこと
『あの花』のために『すべて』を投げ打って罪を背負うことを決めた『日向』
『すべてはあの花のために』は『隠された裏側の物語』である第❽❾❿巻こそが、この本の【本当の物語】だったのです。
今までたくさんの辛いことが、苦しいことが、悲しいことがあった分、彼らにはとびきり幸せな未来を送ってもらいたいと思っています。
最後になりましたが、優しさたっぷりで描いてきました、『すべてはあの花のために』。
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。
新参者の作者にとっては初めて書く作品で、ここまで書けたことが、そしてたくさんの読者様、ファンの皆様がいて下さることが、未だに信じられません。
以前からの方も、新しくなって下さった方も、ここまで追いかけて下さって、本当にありがとうございました。
決して文章表現が上手いわけではありません。話自体も、表現も、他の執筆されている方に比べれば相当劣っているのも、きちんと自覚しています。
そんなだからこそ、読者様の読解力や想像力に助けられたところも多いと思います。
それでも、こうして追いかけてきて下さった読者の皆様のおかげで、新参者のど素人ではありましたが、書いてこられたと、心から本当に思っています。
本当に。何度言っても足りなくて…。どう感謝を伝えれば良いのか…。。分からなくてもどかしいくらい、感謝感謝でいっぱいです。
本当に本当に、ありがとうございます。
少しでも。『すべてはあの花のために』を読んで下さったどなたかの心に残っていますように。
たくさん。『すべてはあの花のために』を読んで下さった皆様に幸せな出来事が訪れますように。
作品を読んで、少しでも笑顔になってもらえたなら。
どこか、優しい気持ちになってもらえたなら。
みんなのことが、好きになってもらえたなら。
……これ以上嬉しいことはありません。
いつまでも、みんなのことを温かく見守っていって下さると、もっともっと嬉しいです。
それでは。本当に長い間お付き合い頂き、ありがとうございました。
多くの読者様へ。心からの愛と感謝を――。
こい
そして最後に私から。
『すべてはあの花のために』を愛して下さった皆様へ。
最大級の感謝を込めてお届けします――――



