すべてはあの花のために❽


 そう思って、みんなのいる場所まで帰ったら、案の定チカが泣いていた。
 いつも通りを意識して素っ気なくしていたけど、ハルナがオレの顔を見て嬉しそうに笑ってたから、なんかちょっと恥ずかしかった。


「(……そ、そんなに。わかりやすい、かな……)」


 いやまあ、確かに今とっても幸せな気持ちでいっぱいだけど。

 それからまたみんなで少し遊んだあと、みんなとも『またね』と言い合って、その日は家に帰った。