「明日は時間とかは? 夜は秋蘭の家のパーティーに行くんでしょ?」
「はい。なので朝は早いですけど、少しでも長くいたいからって言われたので始発で」
「まあそうなるよね~(誰その人。あっちゃんにめっちゃ好意寄せてんだけど)」
「アキラくんのパーティーには、わたしは直接そちらへ行かせていただきます」
「え。……葵。ドレスで夢の国に行くのか?」
「そんなわけないでしょう。アキラくんの家の更衣室があれば、そちらで着替えさせてください」
「ああ、そういうことか。うん。それは大丈夫だ」
「ありがとうございます。20時頃にそちらへ向かわせていただきます」
「わかった。楓に言っておくから、来たら部屋まで連れて行ってもらってくれ」
「ありがとうございます」
まるで業務連絡のような話を終えたあと、どうやら迎えが来たよう。
「それではみなさん。お話はできませんが、もし会えたら24日のパーティーで」
そうして葵は、裏門へと駆けていった。
残ったみんなはというと……?
「は~いみなさん。お聞きになりまして?」
キサの言葉にみんなが口角を上げて笑う。その様子にキサも同じように笑った。
「明日が楽しみだね~。あっちゃんっ」



