ホテルに着いた葵たちは、揃って夕食を食べていた。
「明日って何時起き?」
「どうだろ? みんな、明日はどうする?」
キサと葵は男子のみんなにも尋ねる。
「行くだけで三時間くらいかかっからな……」
「7時でいいんじゃない」
「え。ヒナタ、早くね?」
「道中で寝ればいいじゃん」
「明日は、プラネタリウム行って植物園行って、夢の国行って帰る予定だよ?」
「だからあっちゃん、それ違うやつ……」
「帰りはどうするの? 明日もここで晩ご飯?」
「明日は向こうでご飯食べようよ!」
「でも、今の季節閉館17時って書いてあるよ? 17時晩ご飯だったらおれ、お腹空くと思う」
「だったら、何か軽く食べるだけにして、明日はまたここで夕食にしよう」
時刻はすでに21時半を回っている。
他の生徒と別で食事を摂ることができるのは、生徒会メンバーだから。学外で、何か問題が起きたら大変なのでね。
みんなはご飯を食べ終わったあと、それぞれの部屋に帰っていった。
「アオイちゃん。後で遊びに行くねー」
「それなら入り口のところにとりもち撒いておくよ」
「え。なんでそんなもの持ってきてるの」
「明日早いからね。それじゃあまた明日ね~」
そう言って葵とキサは、さっさと女子たちが泊まっている方の棟へと帰って行った。



