葵とツバサが退出したあと。
「あ」
「ん? どうしたんだ日向」
「忘れてた」
「は? 何がだよ」
「尋問」
「じんもん?」
「誰に?」
「え。あいつしかいないじゃん」
「あっちゃん? 何するのよ」
「だから、デートのことだって」
「……あ」
そしてみんなは叫んだ。忘れてたと。
「うるさいんだけど。鼓膜破れる」
両耳を塞ぎながら痛みに顔を歪めるヒナタに謝罪を入れて、うっかり忘れていたみんなは明日聞くことに。そして暗黙の了解で今日のところは、ツバサに任せようと決めた。
みんなはそのあと残って話をしたり、さっさと帰ったりして、各々クリスマスパーティーを楽しんだのだった。



